梅干しは腐る?腐らない?食べられるかの見分け方や正しい保存方法を紹介!
梅干しが腐るとどうなるか知っていますか?今回は、梅干しが腐った時の〈臭い・色・見た目〉など見分け方や、〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存法別に腐るまでの期間の目安を紹介します。新鮮な梅干しの特徴や腐った梅干しを食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
上記で紹介した変化以外でも、梅干しの見た目が変わってしまう事があります。長期間保存した梅干しが腐っているか心配な場合は、下記も併せてチェックしてみて下さい。
①白いぶつぶつがいっぱい付いている
梅干しの表面に、白いぶつぶつがたくさん付いてしまう事もあります。白くて繊維状になっているならカビと考えた方が良いですが、梅干しが乾燥しており、皮のみに白いつぶつぶが付いているだけなら塩と考えて良いでしょう。見た目は少し悪いですが、塩なら問題無く食べることができます。
また、白いぶつぶつをお湯に浸けてみて、溶けてなくなれば塩といった見分け方もある様です。
腐った梅干しを食べたらどうなる?対処法は?
腐った梅干しを間違って食べてしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか。対処法を紹介するので、あらかじめ確認しておきましょう。
体調に異常が出たら病院へ
腐った梅干しを食べても症状が無い限り問題無いかもしれませんが、以下の様な症状が出たら念のため病院へ行きましょう。
・嘔吐
・痺れがある
・お腹を壊した
上記は症状のほんの一例であり、この他にも異変があったら食中毒を起こしている可能性があります。腐っている梅干しは食べないに越したことは無いので、食べる前にしっかり確認する事も重要です。
梅干しの賞味期限の目安は?
一般的に腐りにくいとされる梅干しの賞味期限は、どれほどあるのでしょうか。大量の梅干しを購入した時は保存期間が長くなりがちなので、チェックしておきましょう。
①塩分濃度が高い梅干しの賞味期限はないに等しい
昔ながらの塩分濃度が高い梅干しの賞味期限は、ほぼないといっても問題は無いでしょう。長いものでは作られてから100年を超えている梅干しも有り、食べることも可能だそうです。
塩分が高い梅干しは浸透圧により脱水されているので、菌が増えにくい環境となっています。更に、梅干しには殺菌作用が高いクエン酸も含まれていることから、塩分の高い梅干しは腐る心配はかなり低いでしょう。
②調味梅干しは約半年程度
現在市販されている梅干しは調味梅干しと言い、昔ながらの梅干しに比べて塩分濃度がかなり低くなっています。甘くて食べやすく、塩分の摂取量を抑えられるといったメリットがありますが、保存期間は半年程度と短めなので注意しましょう。梅干しを半年以上日持ちさせたいなら、購入時に調味梅干しかどうかをチェックしておきましょう。
賞味期限切れの梅干しはいつまで食べられる?
調味梅干しの賞味期限は半年ほどですが、賞味期限は多少過ぎても食べられることが多い様です。賞味期限とは食品を美味しく食べられる期間の事で、どれだけ日持ちするかの検査結果に安全係数を掛けて設定されます。安全係数は0.8ほどとなっていることが多いので、多少期限を過ぎても問題はないと言えるでしょう。
期限切れの梅干しの食べられる目安は未開封の物なら、1~2か月程度、開封済みのものなら1~2週間程度とされますが、実際にカビが生えていないか、腐っていないかなど状態をしっかり確認しておきましょう。
(*梅干しの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)