里芋の種類と特徴は?味・大きさなど違いある?食べ方のおすすめなども紹介!
【野菜ソムリエ監修】里芋の種類について知っていますか?今回は、<石川早生・土垂・セレベス>などの里芋の種類や旬の時期・産地や味・見た目などの特徴も画像とともに紹介します。里芋の種類別の食べ方のおすすめやレシピも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
目次
(*海老芋について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
反り返った形と表面の縞模様がエビのように見えることが名前の由来です。栽培時に丹念に土寄せして栽培することで湾曲した形になります。栽培に手間がかかり、味が優れていることから高級品として扱われています。
③大和里芋
・旬の時期:9月~11月
・産地:富山県・新潟県
・重さ:50g以上
大和里芋は、9月から11月までの早い時期に旬を迎える、新潟県で主流の品種です。色が白くきめ細やかな質感が特徴で、煮物や里芋コロッケなどの揚げ物のほか、蒸し料理にも向いています。
④烏播(ウーハン)
・旬の時期:10月中旬~11月初旬
・産地:奈良県ほか
・重さ:40g~80g
1940年に台湾から導入された品種である烏播(ウーハン)は、里芋の中でも特に強い粘り気を持つのが特徴です。味わいも強く、煮物や田楽で食べるのがおすすめです。
⑤伝燈寺里芋(でんどうじさといも)
・旬の時期:11月~1月
・産地:石川県
・重さ:20g~30g
伝燈寺里芋は、石川県金沢市を中心として生産されている里芋で、市場にはわずかしか出荷されていない品種です。食感はきめが細かく舌触りが滑らかで、サイズが小さいため煮っころがしに向いています。
⑥セレベス
・旬の時期:11月~12月
・産地:千葉県・茨城県
・重さ:50g~500g前後
セレベスは、別名「赤芽大吉」とも呼ばれている、赤い芽が特徴的な品種です。里芋独特のぬめりが少ない品種で、やや粉っぽい質感をしています。煮物のほか、唐揚げにして食べるのもおすすめです。
(*セレベスについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)