パッションフルーツの食べ頃の見分け方は?緑色の追熟方法や食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】パッションフルーツの食べ頃を知っていますか?今回は、パッションフルーツの食べ頃の時期・旬や見分け方・選び方を画像で分かりやすく紹介します。緑色の未熟なパッションフルーツを追熟する方法や食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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パッションフルーツが食べ頃の時期は?
パッションフルーツはトケイソウ科の果実の一種です。アメリカ大陸の亜熱帯地域が原産と言われており、現在は日本でも鹿児島県や沖縄県を中心に栽培されています。パッションフルーツが一番美味しく食べられる季節とは、いつなのでしょうか。
食べ頃の時期は6月から8月末
パッションフルーツの収穫時期は、その地域や栽培方法によって異なります。屋久島や沖縄のハウスで栽培されたパッションフルーツは2月頃から収穫が開始され、6月から8月末にかけて収穫のピークを迎えます。国産のパッションフルーツは、最も流通する夏が食べ頃の時期だと言えるでしょう。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
和名は『クダモノトケイソウ』。国内生産量上位には東京都も。温暖な気候の小笠原諸島でも栽培されていて、4月から7月上旬に出回っています。
パッションフルーツの食べ頃の見分け方・選び方は?
パッションフルーツが食べ頃になると、皮や香りにはどのような変化が現れるのでしょうか。ここからは、食べ頃のパッションフルーツの見分け方を画像を交えて説明します。
①シワがある
収穫したばかりのパッションフルーツは酸味がありますが、追熟すると甘味が増す特徴があります。パッションフルーツを常温で数日保存すると、皮にシワが現れます。これは、果肉の酸味が減少して甘味とのバランスが良くなり、食べごろになったサインです。
②皮の色が濃い
食べ頃のパッションフルーツを見分ける際は、皮の色にも注目してください。獲れたてのパッションフルーツの皮は色味が薄いケースが多く、追熟すると皮の色付きが良くなって色が濃く変色します。パッションフルーツの皮が濃い褐色をしていれば、完熟していると言って良いでしょう。ただし、品種によっては皮の色が薄くても甘いものもあります。
③香りが強い
パッションフルーツは、香りで食べ頃を確認することもできます。パッションフルーツは熟成度が高まるほど香りが強まり、特徴的なフルーティーな香りが漂います。皮の色だけでは判別ができない場合もあるので、必ず香りも確認してください。果実からこのような甘い香りを強く感じたら、食べ頃を迎えたサインなので、美味しいうちに頂きましょう。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
オレンジ色の「スーイトグラナディラ」は酸味が少なく甘みがある品種です。色づきだと分かりづらい場合もあるので、皮のシワや香りで食べ頃を見極めましょう。