鯖の旬の時期・季節はいつ?種類で違う?栄養価や食べ方のおすすめも紹介!
鯖の旬の時期を知っていますか?種類によってそれぞれ異なるようです。今回は、鯖の旬の時期・季節を〈種類・産地〉別に比較し、主な産地・生産量なども紹介します。鯖の選び方や栄養価のほか、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①関サバ(大分県佐賀関)
関サバは大分県佐賀関のブランド鯖で、一本釣りで漁獲されたもののみを指します。10〜3月が旬で、程よい脂肪があって身が締まっているのが特徴とされており、刺身で食べるのがおすすめです。
②松輪サバ(神奈川県松輪漁港)
松輪サバは神奈川県松輪漁港に水揚げされるブランド鯖で、6〜11月に東京湾を回遊します。旬の8月末〜9月半が最も脂がのって美味しくなるようです。旬の松輪サバは体が丸みを帯びて金色になるので、「松輪の黄金サバ」と呼ばれて重宝されています。
③金華サバ(宮城県石巻)
金華サバは宮城県石巻のブランド鯖で、「幻の鯖」とも言われるほど市場に出回るには厳しいルールがあります。ブランドと認定されるための全ての基準を満たす鯖は稀で、漁獲量全体の1割にも満たない場合もあるようです。9〜1月が旬の時期で、脂がのったぷりぷりとした身を楽しめます。
④前沖サバ(青森県八戸港)
前沖サバは青森県八戸港のブランド鯖で、重量と脂肪分の数値が規定を超えたもののみが、前沖サバとして認定されます。中でも550gを超える大物は銀サバと呼ばれ、その身の脂肪の割合は30%に達します。9〜11月が旬で、とろけるような脂身を味わえる鯖です。
⑤お嬢サバ(鳥取県岩美町)
お嬢サバは鳥取県岩美町のブランド鯖で、JR西日本と鳥取県が共同開発した養殖の鯖であり、寄生虫などが付きにくいのが特徴です。3〜5月が旬で、刺身で食べられるほか、肝や白子も美味しく食べられます。
⑥清水サバ(高知県土佐清水)
清水サバは高知県土佐清水のブランド鯖で、立縄漁法と呼ばれる方法で一本釣りされ、高知県漁協清水統括支所に水揚げされたゴマサバを指します。旬は10〜2月で、脂がのり、弾力があって身が締まっているのが特徴です。