カニの種類で美味しいのはどれ?旬・生態や食べ方のおすすめも紹介!

【広海水産監修】カニにどんな種類がいるか知っていますか?タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニなど、すぐに思い浮かぶのはこのくらいでしょうか。今回は、食用ガニを種類別に〈旬・生態・味覚〉などを紹介します。調味法のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |その他の専門家 佐藤晃
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蟹の事ならお任せください!蟹一筋30年以上。蟹を茹でる絶妙な塩加減はお客様に好評です。1度冷凍していない茹でたての蟹をぜひ味わって欲しいです。全国に美味しいをお届けいたします。
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目次

  1. カニの種類はどれくらい?
  2. 約5000種類ほど存在し生態は様々
  3. 名前が「カニ」でもヤドカリの仲間もいる
  4. カニの種類①タラバガニ
  5. 旬・収穫時期や生態
  6. 味覚や調理法のおすすめ
  7. カニの種類②ズワイガニ
  8. 旬・収穫時期や生態
  9. 味覚や調理法のおすすめ
  10. カニの種類③毛ガニ
  11. 旬・収穫時期や生態
  12. 味覚や調理法のおすすめ
  13. カニの種類④ワタリガニ
  14. 旬・収穫時期や生態
  15. 味覚や調理法のおすすめ
  16. カニの種類⑤アサヒガニ
  17. 旬・収穫時期や生態
  18. 味覚や調理法のおすすめ
  19. カニの種類⑥花咲ガニ
  20. 旬・収穫時期や生態
  21. 味覚や調理法のおすすめ
  22. カニの種類⑦タカアシガニ
  23. 旬・収穫時期や生態
  24. 味覚や調理法のおすすめ
  25. カニの種類⑧上海ガニ
  26. 旬・収穫時期や生態
  27. 味覚や調理法のおすすめ
  28. カニの種類⑨ヤシガニ
  29. 旬・収穫時期や生態
  30. 味覚や調理法のおすすめ
  31. カニの種類⑩イチョウガニ
  32. 旬・収穫時期や生態
  33. 味覚や調理法のおすすめ
  34. カニの種類は様々

旬・収穫時期や生態

ズワイガニの旬や生態はどうでしょうか?

・旬:11月~3月

ズワイガニは、水深200m~600mあたりにの水温が低い海域を好みます。生息地は日本海と、茨城以北からカナダまでの北太平洋、オホーツク海、ベーリング海です。食用になるのはオスで、大きさは70cm程です。ズワイガニは本ズワイガニと紅ズワイガニがあり、本ズワイガニはその産地によってブランド名があります。

味覚や調理法のおすすめ

ズワイガニのおすすめな調理法を紹介します。

・ボイル
・カニ鍋
・カニしゃぶ
・刺身
・天ぷら


ズワイガニの味の特徴はしっかりした身と、上品な甘みや旨みで、カニミソは濃厚で旨みが凝縮され様々な調理法に適しています。殻に付いている黒くて硬い粒は、カニビルの卵です。これがついているズワイガニは、脱皮をしてから日が経っており、身が詰まっている証です。

カニの種類③毛ガニ

毛ガニも、上に記した2種類と並び、有名で人気のある種類のカニです。この3種類の中で漁獲量が一番少なく、最も高価です。

旬・収穫時期や生態

毛ガニの旬はいつ頃でしょうか?

・旬:12月~2月

毛ガニは、身体の全体が短い毛に覆われて、上記2種と比べて小さく、甲羅は10cm~12cm程度です。生息地は東北地方以北の太平洋岸からアラスカ沿岸、水深30~300mの砂泥域です。日本では北海道や岩手県の三陸沖で水揚げされています。

(*毛ガニの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

毛ガニの旬の時期・季節はいつ?種類で違う?選び方・栄養価や茹で方も紹介!

味覚や調理法のおすすめ

毛ガニの食べ方でおすすめは以下になります。

・ボイル
・グラタン
・炊き込みご飯

身体が小さいため、食べられる身は多くありませんが、味は甘みが強く、繊細で上品です。カニミソは濃厚で、絶品と言われることが多いです。

カニの種類④ワタリガニ

ワタリガニは、別名ガザミと呼ばれています。日本では乱獲で個体数が減ってきており、最近は輸入品が多くなってきています。

旬・収穫時期や生態

ワタリガニの旬や生態は、以下になります。

・旬:秋~冬

ワタリガニは、甲羅の大きさが15cm程度で、食用のカニの中では小さめです。生息しているのは北海道から台湾の波が穏やかな内湾、水深約30mまでの砂泥域で、平たく変形した足があり遠くまで泳ぐことができます。

味覚や調理法のおすすめ

ワタリガニは、以下の調理法がおすすめです。

・ボイル
・蒸し焼き
・味噌汁
・パスタ
・ケジャン(韓国料理)


ワタリガニは、甘みが強くて上品な味がします。日本だけでなく海外でも親しまれている食材で、イタリア料理や韓国料理、中華料理で使われおり、食べたことのある方も多いでしょう。カニミソやメスの卵巣である内子も、濃厚でおいしいです。

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