春菊が旬の時期はいつ?冬!?名前の由来や選び方・レシピのおすすめなど紹介!
【管理栄養士監修】春菊が旬の時期はいつか知っていますか?実は「冬」なのです。今回は、春菊の名前の由来や選び方のポイントなど紹介します。春菊は栄養豊富なので、おすすめの野菜の一つです。春菊の旬におすすめレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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春菊はどんな野菜?
春菊はキク科シュンギク属の植物です。一般的に食べられているのは若い葉と茎の部分です。関東を中心に全国で「春菊/しゅんぎく」と呼ばれていますが、関西などの一部では「菊菜/きくな」と呼ばれている地域もあります。春菊にはビタミンやミネラル、食物繊維が含まれていて、栄養豊富な野菜です。
高岡由貴
管理栄養士
春菊のカロテンの含有量は緑黄色野菜の中でも抜群です。また風邪の予防に欠かせないビタミンCや、糖質や脂質たんぱく質の代謝に欠かせないビタミンB1.B2.B6などの栄養素も多く含まれます。
(*菊菜について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
春菊の旬・収穫の時期はいつ?春ではない?
一年中食べられている春菊ですが、美味しく食べられる旬の時期があります。また、春菊という名前の由来も紹介します。
春菊が旬の季節は冬(11月〜2月)
春菊は一年中食べられますが、冬の鍋物に入っている野菜として有名です。特に11月〜2月にかけて葉や茎が柔らかくなり、さらに香りが高まります。春菊が栄養豊富になる旬の季節は冬です。そのため収穫量も冬に多くなります。
旬は冬なのになぜ「春」菊?名前の由来は?
美味しく食べられる旬の季節は冬ですが、名前に春と付く事から春が旬と思うかもいるかもしれません。この様に不思議な名前となったのは、春菊が「春」になると「菊」のように黄色い花が咲くことが由来であると言われています。
春菊の主産地と生産量
春菊は日本全国で食べられている野菜ですが、生産量の全国1位は千葉県で、年間36,20トンを生産しています。生産量の上位5位までを調べました。
春菊の生産量TOP5
1位 千葉県…3,620t
2位 大阪府…3,410t
3位 茨城県…2,610t
4位 福岡県…2,180t
5位 群馬県…2,050t
春菊の生産量は全国で年間29,000tです。都道府県別でみると、1位は千葉県の3,620tで、全国シェアの12.5%を占めます。
また、春菊はいくつかの品種に分かれています。そのため、地域によって春菊の特徴が異なります。関東では、株が上に向いて伸びているものが多いです。一方関西では、株が横に伸びているものが多い傾向があります。