しいたけがすっぱい原因は?腐ってる?見分け方や傷みにくい保存法など紹介!
【野菜ソムリエ監修】しいたけがすっぱくても食べれるのか知っていますか?すっぱいしいたけを食べると害はあるのでしょうか。今回は、生しいたけがすっぱくなる原因や腐った場合の特徴を紹介します。すっぱいしいたけを食べた時の害や傷みにくい保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
しいたけの傷みにくい保存方法は?
しいたけは傷みやすい食材ですが、正しい方法で保存すれば長期保存も可能です。ここからは、しいたけの傷みにくい保存方法について紹介します。
①しいたけを冷凍保存する
しいたけを冷凍保存する際の方法は、以下の通りです。
【手順】
1.しいたけの表面をキッチンペーパーで拭きとり、石づきを切り落とす
2.しいたけを傘と軸に切り分け、使いやすい大きさに切る
3.保存用の密閉袋に入れて冷凍室で保存する
しいたけは、軸の部分も含めて薄切りなどの使いやすい大きさに切ってから冷凍保存してください。保存袋に入れる際は、切ったしいたけ同士が触れないように広げて保存すると、調理の際にしいたけを取り出しやすくなります。冷凍したしいたけは約1か月日持ちしますが、解凍せずにそのまま調理に使うのがおすすめです。
(*しいたけの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
春日爽花
野菜ソムリエ
しいたけは湿気にとても弱いです。保存する際に汚れがあった場合でも、洗わずにキッチンペーパーで拭き取るなどして、水気から守るようにしましょう。
②しいたけを乾燥して保存する
しいたけは、乾燥させて干ししいたけとして保存する方法もあります。干ししいたけにして保存する手順は以下の通りです。
【手順】
1.しいたけの表面をキッチンペーパーで拭きとり、石づきを切り落とす
2.スライスタイプの干ししいたけを作りたい場合は薄切りにカットする
3.しいたけ同士が重ならないように、ザルやカゴに乗せる
4.日光が当たる風通しの良い場所で乾燥させる
5.しいたけの水分が飛んで完全に乾燥したら完成
しいたけを乾燥させる場合の下ごしらえは、冷凍保存と同様です。しいたけはスライスせずに丸ごと干すこともできますが、その際はしいたけの傘を下にしてひだの部分を上に向け、カゴやザルに並べましょう。完全に乾燥するまでの所要時間は、薄切りしいたけの場合は2日から4日程度で、丸ごと干す場合は5日から1週間程度です。
乾燥させた干ししいたけは、保存袋や密閉容器に乾燥剤とともに入れて保存すれば1か月から2か月程度日持ちします。
(*しいたけの賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
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カビを防ぐためにも、完全に乾燥させてから保存するようにしましょう。また、乾燥させることによってビタミンDが増えることが知られているので、大量に入手した場合には乾燥させて保存することをお勧めします。
しいたけは早めに食べよう
しいたけは水分量が多いため腐敗しやすく、しいたけがすっぱくなったり、カビが生えたりした場合は注意が必要です。特に気温や湿度の高い夏場は傷みやすいので、しいたけを購入したらなるべく早めに食べ切りましょう。