ジャムは冷凍できる?保存方法・期間は?手作りでも日持ちさせるコツを紹介!
ジャムは冷凍で保存できるのでしょうか?冷凍しても風味は変わらないのでしょうか?今回は、ジャムを冷凍保存する方法や日持ち期間のほか、解凍のコツも紹介します。ジャムの賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
食材を冷凍して解凍すると、水分が出てきてしまいます。水分が多いと雑菌が繁殖し傷みやすくなるのに加え、ジャムの風味も落ちます。冷凍と解凍を繰り返してジャムの品質の劣化を避けるためにも、ジャムを冷凍する際には1回の使用分ずつ小分けにして冷凍するのが大切です。
1回分ずつラップに包み保存袋に入れても良いですが、保存袋に薄く広げて菜箸などで線を付けて冷凍し、使うときに割ってから解凍する方法もあります。
②保存する瓶・容器をしっかり煮沸消毒する
ジャムを保存する容器は、容器に付いている雑菌を殺すために煮沸消毒してから使いましょう。容器全体が入る大きめの鍋に蓋を取った容器を入れ、水から火にかけて煮沸します。取り出した容器は自然乾燥させて、水滴が付いていないのを確認して下さい。
ただ、ジャムの保存に鉄やアルミ製の容器を使ってしまうと酸化してしまうので避けましょう。常温や冷蔵での長期保存には瓶がおすすめですが、短期保存であればプラスチックや陶器も使用できます。
③容器の中を真空にする
手作りのジャムを保存する容器は、真空状態にできる瓶詰めがおすすめです。瓶に詰めるときは、熱い状態のジャムを入れるようにしましょう。熱いジャムを入れて軽く蓋をし逆さまに置いておくと、ジャムが冷めるにつれて内部の空気が抜けて真空状態になります。冷めてから蓋がへこんでいれば、中の空気が上手く抜けた証拠です。
冷凍ジャムが賞味期限切れた時の見分け方は?
日持ちする食品であるジャムですが、保存期間が長くなると傷んでくる場合があります。傷んだジャムの特徴を知っておき、誤って食べないよう注意して下さい。
賞味期限が切れたジャムの特徴
ジャムの賞味期限が切れると次のような変化が現れます。
・変色している
・カビが生えている
・異臭がする
・水っぽい
ジャムの賞味期限が切れてしまったときは、見た目に変化が無いか全体をかき混ぜて確認しましょう。見た目に変化が見られない場合も、ジャムの風味は落ちてしまっている可能性が高いので生食はおすすめしません。どうしても使いたい場合は、料理やお菓子作りの甘味料として使うと良いでしょう。
(*ジャムの賞味期限やカビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ジャムを正しく保存して日持ちさせよう
保存食のジャムですが、開封すると傷み始めてしまうので冷凍保存は有効な保存方法です。手作りジャムを作る際は、すぐ食べる分は冷蔵に、それ以外は冷凍保存に分けて上手く活用しましょう。