生わかめは冷凍保存できる?湯通ししてから?解凍の仕方や賞味期限の目安も紹介!
わかめは冷凍保存できるか知っていますか?今回は、わかめの冷凍での保存方法や日持ち期間の目安のほか、解凍のコツを紹介します。〈塩蔵わかめ・乾燥わかめ〉など冷凍より長持ちする保存方法や、わかめの賞味期限が切れた場合の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
冷凍したわかめはあらかじめ冷蔵庫に移して自然解凍しておくか、すぐに使いたい時は袋から出してわかめをボウルに入れ流水解凍するとすぐに解凍できます。下処理で湯通ししてあるので解凍後は生のまま食べることも可能です。
②凍ったまま加熱調理して使う
汁物に使う場合は凍ったまま鍋の中に入れてしまっても問題ありません。下処理の段階でカットして小分けしておくことで、そのまま使えてとても便利です。わかめは煮すぎると食感が悪くなるので、他の具材を先に煮てわかめは最後の方に入れるなどして下さい。
冷凍わかめより長期保存できる方法は?
冷凍わかめも長く保存ができますが、生わかめを大量に手に入れた場合それでも使い切れないこともあります。そんな時はより長期間保存ができるよう、塩を使用したり乾燥させたりして最後まで食べ切れるように工夫をするとよいでしょう。
①塩蔵わかめにする
塩漬けして塩蔵わかめにすることで、冷凍よりもより長く保存ができるようになります。
1.生わかめを下処理する
2.水を切った生わかめに、わかめの量の40%の塩をまんべんなくまぶし、お皿等で重しをして一晩おく
3.水が出ているので捨てて、もう一度塩をふって一晩おく
4.水気をしっかりと絞ったら、密閉容器や保存袋に入れて冷蔵または冷凍保存する
塩蔵わかめの出来上がりは、きれいな緑色から色味が落ち着き、質量が重たくなるのが目安です。こうなると絞っても水が出ません。約2ヶ月で使い切るなら冷蔵保存で大丈夫です。冷凍保存する場合はわかめ全体に塩をふり、保存袋に入れることで固くなりません。下ごしらえするのに少し手間はかかりますが、保存期間は約1年と長くもちます。
②乾燥わかめにする
生わかめを乾燥わかめに加工すると塩抜きが必要なくすぐに使えます。また、冷凍庫内の場所もとらないため保存場所に困りません。
1.生わかめを下処理する
2.生わかめの水気をしっかりとり、広げながらハンガーや紐を使い洗濯ばさみに挟んで干す
3.風通しの良い所でしっかりと乾燥させる
4.出来たらはさみで切って乾燥剤と一緒に保存袋に入れる
乾燥わかめは風通しの良い場所でしっかりと乾燥させることが大切です。外に干すのが難しい場合は温風の出るヒーターなどを使って下さい。また、わかめの芯をつけたまま乾燥させても良いですが、調理に時間がかかるので必要ない方は先に取り除いてから干しましょう。
保存の際は乾燥剤を一緒に入れておくことでわかめを湿気から防ぐことができます。正しく保存すると約半年~1年ほど保存可能です。
わかめの賞味期限が切れた時の見分け方は?
保存方法によっては長く日持ちするわかめですが、期限切れなどで腐るとどのような状態になるのでしょうか。
賞味期限が切れたわかめの特徴
生わかめは腐ると以下のように変化します。
・溶ける
・ぬめり気が出る
・茶色や赤色に変色する
・異臭がする
・カビがつく
・虫がつく
下処理をしていない生わかめは茶色く、見た目では傷んでいるか判断が難しいです。腐っている生わかめは、茹でた際に生臭い臭いがするのですぐにわかります。乾燥わかめは腐りにくいですが、保存袋の口を閉じていないなど、正しく保存していないとカビや虫がついてしまうので注意してください。
冷凍わかめの使い方・レシピのおすすめ
ここでは冷凍わかめや塩蔵で保存しておいたわかめを使った簡単にできるレシピを紹介します。どのわかめも生わかめならではの歯ごたえを活かしたレシピになっています。
①生わかめの佃煮
鍋にわかめと調味料を入れて煮込むだけの簡単なレシピです。汁気がなくなってきたら、焦がさないようによく混ぜて下さい。