納豆は冷凍できる?保存方法や賞味期限は?や解凍法や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
納豆は冷凍保存できるか知っていますか?今回は、納豆を冷凍保存する方法・ポイントや日持ち期間の目安に加えて解凍方法を紹介します。さらに、納豆の賞味期限が切れた場合の特徴やレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
冷凍納豆の保存期間の目安は3ヶ月から6ヶ月くらいですが、家庭用の冷凍庫はドアの開閉によって温度が上がりやすいこともあり、時間の経過とともに美味しさは損なわれていきます。できるだけ早めに食べ切ることをおすすめします。
冷凍納豆を解凍する方法は?
冷凍納豆はパックごと冷凍することもできますが、解凍の方法により美味しさが変わってきます。ここでは冷凍納豆を解凍する方法について紹介します。
冷蔵で自然解凍する
冷凍納豆を一番美味しく解凍できる方法は、冷蔵で自然解凍することです。冷凍庫から冷蔵庫に移して6〜8時間かけて解凍すると、ちょうどよい食べ頃になり冷凍する前とほぼ同じ美味しさで食べることができます。解凍後は早めに食べ切るようにしましょう。
常温での解凍&電子レンジを使った解凍はおすすめしない
冷凍納豆を常温で解凍したり、電子レンジを使って解凍することはおすすめしません。その理由は以下の通りです。
【常温の場合】
・室温が20度前後で自然解凍した場合、納豆の再発酵が進むため
【電子レンジの場合】
・加熱により納豆菌酵素であるナットウキナーゼが死滅するため
・加熱により品質や食感が変化するため
冷凍納豆を常温で解凍して再発酵が進んだ場合、粘り気が少なくなり、アンモニア臭がして食感も悪くなります。また、ナットウキナーゼは大豆が納豆菌により発酵して納豆になる過程で生成される重要な栄養素ですが、熱に弱いため電子レンジの加熱により死滅してしまいます。
また電子レンジによる加熱では納豆の水分が飛んでしまったり臭いが強くなるためおすすめしません。
納豆の賞味期限が切れた時の見分け方は?
納豆は発酵食品であり賞味期限内でも臭いや粘り気があるため腐っていることを見分けることは難しそうですが、見分けることはできるのでしょうか。ここでは納豆の賞味期限が切れた時の見分け方について紹介します。
納豆の賞味期限が切れた場合の特徴
納豆は賞味期限が切れて数日経つと腐敗が始まります。納豆の腐敗が進んだときの特徴は以下の通りです。
・粘り気がなくなる
・アンモニア臭がする
・水っぽくなる
・白い斑点がある
・カビが生えている
・食感が悪い
・変色している
・いつもと違う味がする
品質が若干劣化した程度であれば、少し臭いが強くなったり食感が固くなる程度です。表面に白い斑点が見られることがありますが、これは発酵が進む過程でできたアミノ酸の結晶で食べても問題はありません。さらに腐敗が進むと、日ごとに臭いがきつくなり、色も黒っぽくなって粘り気もなくなります。この状態になると危険ですので食べない方がよいでしょう。
(*納豆の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍納豆の食べ方・レシピのおすすめ
納豆はそのまま食べても美味しいですが、色々なメニューにアレンジすることもできます。冷凍することで調理しやすくなるメニューもありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
①冷凍納豆ハンバーグ
納豆とハンバーグというめずらしい組み合わせですが、意外な美味しさが楽しめます。ひきわり納豆を使うと納豆を刻む手間が省けます。