スープの冷凍での保存方法・期間は?解凍法や作り置きレシピのおすすめも紹介!
スープは冷凍で保存できるのでしょうか?スープは冷凍保存ができると食事の付け合わせにも便利です。今回は、スープを冷凍保存する方法や日持ち期間のほか、解凍のコツも紹介します。スープの賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
出来立てのスープをすぐに冷凍してしまうと、冷凍庫内の温度が上昇してしまい、他の食品が溶けたり傷んだりすることがあります。そのため、スープを作った鍋を手で触れる程度まで置いておき、粗熱をとってから冷凍庫に入れることが大切です。粗熱を取っておくことで、冷凍庫内の温度上昇を抑え、雑菌の繁殖も防ぐことができます。
④冷凍時に筋目をつけて使いやすくする
ジップロックなどの保存袋にスープを入れて冷凍した場合は、少し固まってきたら菜箸などで1食分の大きさに筋目を入れておきます。そうしておくと、食べる際に必要な人数分のスープが取り出しやすくなるのでおすすめです。なお、スープは冷凍すると膨張するので、保存袋の7分目程度にしておくと筋目を入れやすいでしょう。
冷凍のスープを解凍する方法は?
冷凍したスープを食べるときには、どのように解凍すればよいのでしょうか。美味しく食べるための解凍方法と、解凍時の注意点を見ていきます。
冷蔵庫で自然解凍すれば問題ない
冷凍したスープは、食べる前日から冷蔵庫に移して、シャーベット状になるまで自然解凍をしておきます。食べるときは、自然解凍したスープを鍋に入れて加熱すれば、すぐに食べることができます。
解凍後の再冷凍はNG
スープを一度解凍した後に再冷凍することは、栄養や風味の低下につながるだけではなく、細菌の繁殖などによって衛生面が損なわれる恐れがあるので再冷凍はしないようにしましょう。一度に多くの量を冷凍してしまうと使い切れない可能性があるので、保存する際に一食分ずつ小分けにして、食べる分だけ解凍をして一度に使い切るようにしてください。
スープの賞味期限が切れた時の見分け方は?
スープを冷凍保存した場合の日持ち期間はおよそ1か月だとわかりましたが、賞味期限が切れてしまった場合の見分け方はあるのでしょうか。スープの賞味期限が切れた時の特徴を見ていきます。
賞味期限が切れたスープの特徴
賞味期限が切れてしまったスープの特徴は以下の通りです。
・酸味がある
・異臭がする
・カビが生えている
・糸を引く
・見覚えのない塊がある
スープを冷凍保存した場合、基本的には冷凍後に腐ることはありませんが、頻繁にドアの開け閉めをした場合などに庫内の温度が上昇すると腐ることもあります。また、スープを冷凍保存する前に常温で長時間放置してしまった場合などは、冷凍する前の時点で腐ってしまっていることもあるでしょう。
そのような場合には、冷凍庫から取り出した時点では異変が無くても、加熱した際や食べた際に臭いや味に異変を感じることがあります。腐ったスープは糸を引いていたり、入れた覚えのない塊が入っていたりすることがありますが、それはカビなどの増殖が原因の可能性があるので食べずに処分してください。
冷凍スープの作り置きレシピ
スープを冷凍しておけば、食事に汁物をすぐに足すことができるので便利です。次の項では、冷凍保存に向いているスープのレシピを紹介するので作り置きに挑戦してみましょう。
①コーンポタージュスープ
トウモロコシと玉ねぎ、ジャガイモなどの具材を煮込んでミキサーにかけて作るコーンポタージュスープは、冷凍保存に向いているスープです。ミキサーにかけた後にザルで濾しておくと、解凍した後も滑らかな食感になります。