バジルシードとは?チアシードとの違いは?食べ方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】バジルシードとは何か知っていますか?名前の通り、バジルの種です。今回は、バジルシードの栄養素・健康効果や、チアシードとの違いを比較して紹介します。バジルシードのおすすめの食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
バジルシードとは?
バジルシードとは何なのか、味や食感、食べ方なども含めて詳しく説明します。
いしいひとみ
管理栄養士
今や健康効果が高く、栄養価に優れていることからスーパーフードとして注目されているバジルシードの歴史は長く、江戸時代には目薬として活用されていたそうです!
バジルの種
バジルシードとは、名前の通りバジルの種のことを言います。バジルは香りが特徴ですが、バジルシードには味や香りはほとんどないと感じる人が多いです。種自体は黒色でゴマよりも小さいですが、水を含むことで30倍に膨張します。
バジルシードは、水で戻して膨張すると透明のゼリーのような膜ができます。タピオカのように飲み物に入れたりしますがタピオカのようにモチモチではなく、キウイの種周りを食べているようなプチっとハジけて周りのゼリーはプルプルの食感になります。
バジルシードの戻し方
バジルシードは水で戻してから食べます。戻す時は、バジルシード小さじ1杯に対して水150ml程度が必要です。水に浸けてから30分〜1時間で膨張してくるので、そのまま12時間以上つけておきましょう。
バジルシードを毎日食べたいと思っている場合は、作り置きしておくと便利です。戻し方は、タッパーなどにバジルシード大さじ2に対して水500ml入れて一晩以上置くだけです。その都度スプーンや網ですくえばすぐに飲み物やヨーグルトに入れて食べることができ、1週間程保存可能です。
バジルシードとチアシードの違いは?
バジルシードより馴染みがあるのはチアシードではないでしょうか。似ているようで違うバジルシードとチアシードについて詳しく説明します。
植物学的な違い
バジルシードとチアシードは見た目はほとんど同じで、どちらも小さい種です。バジルシードが黒色なのに対してチアシードは黒色以外にも白・茶・グレーもあります。どちらもシソ科の植物ですが、バジルシードは南東アジア原産のメボウキ属のハーブ・バジルの種です。チアシードはメキシコ南部原産で紫色の花が咲く一年草アキギリ属・チアの種です。
味・カロリーなどの違い
バジルシードもチアシードも水を含むことで膨張し、プルプルのゼリー状になりますが、膨張率が違います。バジルシードが30倍なのに対して、チアシードは10〜14倍とバジルシードよりも少なく、種の色によっても若干の差があります。
バジルシードもチアシードも、どちらも味はほとんどありません。カロリーは1日の摂取目安である大さじ1で比較するとバジルシードが11kcalに対してチアシードは65kcalです。目安量を守ればカロリーオーバーの心配はありませんが、よりカロリーカットをしたいならバジルシードの方がおすすめです。
(*チアシードのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
バジルシードの栄養成分と効果【チアシードと比較】
バジルシードに含まれている栄養成分とその効果をチアシードと比較しながら詳しく説明します。