いちごは洗う?洗わない?安全な食べ方は?農薬の心配やいちご狩りでの対応など紹介!
【野菜ソムリエ監修】いちごを洗う・洗わないはどちらが正しいのでしょうか?いちごは子供から大人まで人気の果物です。今回は、いちごを洗う理由・洗い方や残留農薬の心配について紹介します。いちご狩りで洗わないで食べて問題ない理由も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
⑤50℃のお湯で洗う
いちご50℃のお湯で洗うと収穫したての鮮度や風味を復活させることが可能です。これは、いちごだけでなく他の野菜にも効果があります。方法は、50℃のお湯にいちごを浸して、冷水にとって冷やすだけです。食べる30~1時間前に洗って、冷蔵庫で食べる直前まで冷やすと、美味しく食べられます。
⑥食品用洗剤を使って洗う
体質的な問題があったり、小さな子供がいる家庭では、食品用洗剤を使うのもおすすめです。洗い方は、食品用洗剤の種類によって異なりますが、浸したり吹きかけたりして、水で洗い流します。食品用洗剤は、残留農薬を落とすだけでなく、アク抜きや鮮度維持にも役立ち、毎日の食事をサポートしてくれます。
いちごを洗う際のポイントは?
いちごには様々な洗い方があることが分かりましたが、洗うときにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。ここでは、いちごを洗う際のポイントについて説明します。
①ヘタは外さない
いちごを洗う前にヘタを取ってしまうと、ヘタの部分から水を吸収し、いちご本来の味が失われ、水っぽくなってしまいます。また、いちごを洗う時に、農薬が水に溶け出ます。ヘタを取ってしまうと、溶けだした農薬がヘタの部分から吸収されてしまいます。ヘタは、洗い終わって柔らかい布で表面をふき取ってから外しましょう。
②つぶの部分はよく洗う
いちごの栽培時に使われた農薬はヘタの付け根や表面の種の周辺に残りがちです。いちごの表面は凹凸で、凹んでいるつぶの周辺は、農薬などの異物が溜まりやすくなります。いちごを洗う時は、つぶの部分をよく洗いましょう。
③食べる直前に洗う
いちごは水分を吸収しやすいので、食べる直前に洗うことがおすすめです。水分を吸収したまま放置すると、いちごは傷みやすくなります。きれいに洗ってから冷蔵庫で保存する場合は、水分をよくふき取ってから保存しましょう。
いちご狩りでは洗わないで食べて大丈夫?
パックに入っているいちごは洗って食べますが、いちご狩りのいちごは洗わないで食べるのが基本です。農薬が付いたままのいちごを洗わずに食べても大丈夫でしょうか。ここでは、いちご狩りの食べ方ついて詳しく説明します。
いちごを洗わずに食べられる状態にしているので問題ない
いちご狩りでは、いちごを洗わずに食べても問題ありません。お客さんがいちご狩りをする時には、各農園で農薬の残効がなくなるように配慮されています。また、残留農薬ゼロと公表しているいちご農園もあるので、洗わないで食べるのに不満がある方も安心できるでしょう。