コーンスターチとは?片栗粉と違いは?役割・使い方や活用レシピのおすすめも紹介!

コーンスターチとは何か知っていますか?今回は、コーンスターチの〈原料・使い方・役割〉や片栗粉との違いを比較して紹介します。コーンスターチの代用品や余った場合の使い道にくわえ、〈カスタード・プリン〉など、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. コーンスターチとは?
  2. コーンスターチの原料はでんぷん
  3. コーンスターチの使い方・役割
  4. アレルギーの心配は?
  5. コーンスターチと片栗粉の違いは?
  6. 風味・とろみに違いがある
  7. カロリー・糖質の違い
  8. コーンスターチの代用品は?
  9. ①ベーキングパウダー
  10. ②片栗粉
  11. ③米粉
  12. ④タピオカ粉
  13. ⑤葛粉
  14. コーンスターチの賞味期限は?余ったら使い道ある?
  15. コーンスターチの賞味期限
  16. コーンスターチの使い道・活用法
  17. コーンスターチの消費レシピのおすすめ
  18. ①抹茶アイスクリーム
  19. ②ブラマンジェ
  20. ③わらびもち
  21. ④牛乳プリン
  22. ⑤カスタードクリーム
  23. ⑥クッキー
  24. ⑦きなこのボーロ
  25. ⑧メレンゲ菓子
  26. ⑨チーズケーキ
  27. コーンスターチを使ってみよう

コーンスターチとは?

お菓子作りが趣味の方なら、コーンスターチを使う経験が多いかもしれません。お菓子作り以外のレシピに出番が少なく、何に使うのかわからないというのが正直なところです。片栗粉によく似ていて、使い分けるポイントはあるのでしょうか。

コーンスターチの原料はでんぷん

コーンスターチとは、コーンフラワー、メイズフラワー、メイズスターチとも呼ばれ、ふやかしたとうもろこしを機械で細かく砕き、いくつかの成分に分け、でんぷんだけを取り出したものです。

デントコーンやワキシーコーンという品種のとうもろこしから取れるでんぷんがコーンスターチの原料です。コーンスターチの製造において、食用油や家畜の飼料、医薬品の原料も作れるので、私たちの生活に幅広く役立てられています。

コーンスターチの使い方・役割

ドーナツ、クッキー、揚げ物の衣をさくっと軽い食感に仕上げたい時、カスタードクリームを作る工程でまとまり良く扱いやすい生地にする役割があります。コーンスターチのとろみは、冷えると固まる性質があるため、カスタードやパンナコッタなどの冷やして食べる洋菓子に向いています。

アレルギーの心配は?

コーンスターチの原料であるとうもろこしは、食物アレルギーでよく知られている小麦と同じ穀物ですので、穀物アレルギーがある人は特に注意した方が良いでしょう。コーンスターチによるアレルギー症状が出ることは稀なようですが、気をつけて損はありません。心配な場合は、医療機関の血液検査やパッチテストを受けましょう。

コーンスターチと片栗粉の違いは?

コーンスターチ・片栗粉ともに成分としては、デンプンですが、由来する原料・性質に違いがあり、コーンスターチはとうもろこし由来のでん粉、一方、片栗粉は、じゃがいも由来のでん粉なのです。

風味・とろみに違いがある

コーンスターチはほのかにとうもろこしの風味が感じられ、冷ましても粘りを保つ性質があります。片栗粉のとろみは、とろみが固め・無色透明で中華あんかけなど温かい料理に最適です。コーンスターチも片栗粉と同じく、料理のとろみ付けに使われますが、片栗粉よりも柔らかいとろみが出来上がります。

カロリー・糖質の違い

100gあたり カロリー 糖質
コーンスターチ 354kcal 86.3g
片栗粉 330kcal 81.6g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

上記は、コーンスターチ、片栗粉をそれぞれ100g当たりのカロリー・糖質を記載した物です。コーンスターチと片栗粉は、一度に使う量が少ないので、さほど代わりはなさそうですが、糖質制限の目的でこだわるなら、料理のとろみ付けする時に片栗粉の代わりにコーンスターチを代用すると糖質を減らせます。

コーンスターチの代用品は?

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