オクラの賞味期限は?腐るとどうなる?冷凍・冷蔵庫で日持ちする保存法も解説!
【管理栄養士監修】オクラの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、オクラの賞味期限や日持ち期間の目安を〈常温・冷蔵庫・冷凍〉別に比較して、期限切れでも腐るとどうなるのかなど紹介します。オクラの日持ちする保存方法や、保存食レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
オクラは匂いで腐っているかどうかを見分けられます。
・つんとした匂い
・生ごみのようなにおい
オクラが腐って匂いを発する頃には、かなり腐敗が進んでいる状態です。冷蔵庫の中が異臭で充満するのですぐに気づくでしょう。このような状態のオクラは食べると危険なので、廃棄してください。
②見た目
出典: @soljgadw671un53
オクラが腐っているかどうかは見た目でも判断できます。
・オクラの表面にぬめりがある
・表面が茶色く変色している
・水分が抜けすぎて柔らかい
・カビが生えている
オクラは鉄分が豊富なため黒ずむことが良くあり、変色しているからと言って腐っているとは限りません。表面に黒い斑点があっても、中がきれいだったり種が変色していなければ問題ないでしょう。ただし、切る前からぬめりがあったり茶色く変色している場合は、腐っている可能性が高いので食べないようにしてください。
③味
オクラが腐ると味は以下のようになります。
・生ごみのような味
・酸っぱい味
このような味の変化が出るほど腐っている場合、通常は見た目やにおいで判断できますが、見た目や匂いを良く確かめずにカレーなどの料理に入れてしまうと気づかない場合もあるでしょう。食べてから味に異変を感じた場合も、食中毒を起こす恐れがあるので飲み込まずにすぐに吐き出してください。
竹本友里恵
管理栄養士
新鮮なオクラは全体に産毛が生えていて弾力があります。成長しすぎると育ちすぎて苦味が出て美味しくないので、小ぶりの方がオススメです。オクラは元々表面が変色しやすいので、表面が黒くても中身が綺麗であれば食べる事ができます。心配な時はカットして中身を確認しましょう。
オクラの日持ちする保存方法は?
オクラをできるだけ日持ちさせるためにどのようなことをすれば良いでしょうか。ここでは、冷蔵と冷凍のそれぞれの保存法のほか、作り置きに便利なおかず調理して保存する方法について紹介します。
①オクラを冷蔵庫で保存する方法
オクラの最適な湿度は90%程度とかなり高く、冷蔵庫では乾きやすくなるため、オクラを冷蔵庫で保存する場合には乾燥を防ぐようにしましょう。また、他の野菜とぶつかることで黒く変色することがあるので新聞紙に包んだうえでポリ袋に入れるか、オクラの先を上にして瓶などに立てて野菜室で保存してください。
②オクラを冷凍庫で保存する方法
オクラは冷凍保存にするとかなりの期間保存できるうえ、冷たい料理を食べたくなる旬の夏の時期にはひんやりと食べられておすすめです。冷凍する場合はそのまま袋に入れて保存しても構いませんが、茹でて小さくカットし小分けにしておくと、そうめんなどの薬味にも使えて便利です。
なお、空気に触れると酸化して品質が落ちやすくなるため、できるだけ空気を抜いて保存するようにしてください。
(*オクラの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③オクラをおかずに調理して保存する方法
オクラは作り置きできるおかずに調理してから保存しても便利です。おかずにした場合は、冷凍でも2週間程度と保存期間が短くなりますが、冷蔵・冷凍のどちらでも保存可能です。この後の項目で保存食のレシピも紹介するので参考にしてください。
オクラを保存食にする方法・レシピは?
ここからは、オクラを保存食にする方法やレシピを紹介します。オクラに限らず、夏野菜は一度に大量に取れることも多いため、家庭菜園などで育てたオクラを食べきれずに腐らせてしまうこともあります。オクラを無駄にしないためにも、保存食のレシピを活用しましょう。