メンチカツの冷凍での保存方法は？揚げ方・解凍のコツや日持ち期間の目安も紹介！

パン粉を付けたタネを冷凍すると冷凍庫から出してすぐに揚げられます。ですが、パン粉を付けずに冷凍すると、揚げる前にパン粉を付けようとしても上手く付きかないので、タネの状態で冷凍するならパン粉を付けてからにします。

形が崩れそうな場合には、衣を付けたら金属トレイに並べ、全体にラップをかぶせて一度冷凍してから一つづつラップし直しても良いでしょう。

メンチカツを冷凍保存する際の手順は解説しましたが、その際に特に注意すべきポイントを説明します。これらを抑えることでより日持ちするメンチカツを作ることができます。

パン粉を付けたメンチカツのタネの状態で冷凍保存するポイントは小分けをすることです。面倒でも1つずつしっかりとラップで包む小分けの保存をすると、必要な分だけ冷凍庫から取り出せます。まとめて冷凍すると使い残りを再冷凍することになり、食材の品質を落とし味や食感も損なわれるので、最初は手間ですが美味しく安全に食べるために小分けしましょう。

パン粉を付けたメンチカツのタネを冷凍保存するポイントはできるだけ空気に触れさせないことです。1つずつしっかりとラップに包み、気密性の高い保存袋に入れて空気もしっかり抜きましょう。

空気に触れた食材は乾燥して酸化し、さらに、冷凍庫の開け閉めなどによる庫内の温度変化で冷凍焼けが進みます。あまりひどくなると、食べても美味しくないので結局捨てることになるので気を付けましょう。

パン粉を付けたメンチカツのタネを冷凍するポイントは急速冷凍することです。タネの中身の野菜は凍る時の温度が－5℃～－1℃で細胞が壊され劣化が進みます。この温度帯を短時間で過ぎることで食品の劣化を最小限にでき、解凍したときに水っぽくなるのを防ぎます。メンチカツの場合は傷みやすいひき肉を使うので特に急速冷凍を心がけましょう。

冷凍した揚げてあるメンチカツを解凍するにはどんな方法があるでしょうか？出来れば揚げたてのように美味しく食べれれば良いですが、その方法を紹介します。

自然解凍する方法が一番簡単です。冷蔵庫である程度解凍出来たら、食べる直前に温めると良いでしょう。お弁当に詰めるときは小ぶりに作っておくと冷凍のメンチカツが保冷剤代わりになります。食べる頃には解凍されて美味しく食べられるでしょう。

電子レンジを使って解凍する方法だと、油跳ねでケガをする心配はありません。ラップをしたままお皿にのせて解凍し、その後ラップを外して出た油や水分をキッチンペーパーできれいに拭き取って再度温めるとべたつきが無く仕上がります。