バナナの賞味期限はいつまで?腐った時の見分け方や日持ちする保存法など紹介!
【野菜ソムリエ監修】バナナの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、バナナの賞味期限の目安を<常温・冷蔵・冷凍〉別に比較し、いつまで食べられるのかなど紹介します。バナナの日持ちする保存方法や、腐って食べられない場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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バナナの賞味期限は長い?短い?
果物は加工製品と違い賞味期限の表示が無いので、見た目や臭いで食べ頃を判断しなければなりません。中でもバナナは皮の色の変化が必ずしも賞味期限とは一致しないので、判断に迷ってしまう果物です。バナナの賞味期限は長いのでしょうか、短いのでしょうか、それぞれの保存方法別に紹介します。
バナナの賞味期限はどのくらい?保存方法は?
日付を書いて販売されている加工食品と違い果物の賞味期限はどのくらいなのか、判断するのは難しいです。今回はバナナの賞味期限の目安を、保存方法別に紹介します。
①バナナを常温保存した場合:3〜4日
賞味期限 | |
夏 | 2ー3日 |
冬 | 7ー10日 |
暑い地域が原産地であるバナナは、常温保存が適していると言われています。しかしバナナは、15度前後が最適温度で、25度を越すと傷みやすくなり、13度より低い気温では成熟をしません。そのため気温の高い夏場は賞味期限が短くなります。
②バナナを冷蔵保存した場合:10日
バナナを冷蔵保存した場合10日ほど日持ちします。冷蔵する場合の手順は、以下の通りです。
1.房から外し1本づつばらばらにする
2.ラップで1本づつ包む
3.袋にいれ野菜室にいれる
4.5日おきに袋に空気を入れ湿気をとる
バナナはエチレンガスをだしており、このエチレンガスの作用で成長が促され追熟していきます。そのため房のまま保存すると他のバナナから発生するエチレンガスの影響を受けてさらに追熟していくのでバラバラにすることで腐るのを防ぐことができます。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
13℃以下になるとエチレンガスの発生量が減り追熟がほぼ止まりますが、房のまま冷蔵保存すると他のバナナが発するエチレンガスの影響を受けゆるやかながら追熟が促されること、また、バナナ同士が当たったり、重さが一ヶ所に集中してしまうとそこから傷んでしまうので、均一に日持ちしやすくするには、好みの熟れ方になったら一本ずつポリ袋に入れて冷蔵するのがオススメなのです。
③バナナを冷凍保存した場合:1ヵ月
バナナを冷凍保存した場合の賞味期限の目安は1ヵ月です。冷凍保存するときの手順は以下のようになります。
1.バナナの皮を剥く
2.輪切りにする
3.空気が入らないよう密着してラップに包む
4.保存袋にいれ、冷凍する
バナナの皮を剥けば丸ごと冷凍しても問題ありませんが、輪切りにしておくと解凍したあと使いやすくなります。冷凍する際には輪切りにしたバナナをラップに包んで、バナナ同士が重ならないように保存しましょう。
また冷凍したバナナを解凍すると、水っぽくなり崩れてしまうので冷凍したまま食べるか、スムージーなどに加工するのがおすすめです。
(*バナナの保存方法や冷凍について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
バナナが腐るとどうなる?食べられない場合とは?
賞味期限の目安は紹介しましたが、実際に食べられないほど腐るとバナナにはどのような特徴があるのでしょうか。腐った時の見た目と感触それぞれから説明します。