栗の状況別の保存方法・期間は?常温・冷蔵・冷凍の日持ちするコツやレシピのおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】栗の保存方法を知っていますか?今回は、<皮付き・茹で・焼き>栗の<常温・冷蔵・冷凍>での保存方法・ポイントや、保存期間の目安を紹介します。栗の賞味期限切れの見分け方や、〈甘露煮・シロップ漬け〉など保存食別の賞味期限の目安も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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栗の日持ちする保存方法は?
栗を日持ちさせるにはどのように保存すればいいのでしょうか。今回は、ゆで栗や焼き栗、調理済みの栗など様々な栗の状態別の日持ちする保存方法や、保存期間・賞味期限について詳しく紹介していきます。
栗の状態別に適切な保存方法がある
栗は皮付きの状態のものや、焼いたもの、ゆでたものや調理したものなど状態は様々です。それぞれの状態に適した保存をすることで、長くおいしい状態を保つことができ賞味期限も変わってきます。冷蔵保存や冷凍保存など方法も様々で、保存のポイントをしっかり押さて保存期間も知っておきましょう。
皮付き栗の保存方法・期間は?
まずは、皮つきの栗の保存法です。皮付きの栗は見た目も季節感がありとてもおいしそうですが、保存法も難しいイメージがあります。皮つきの栗の保存方法や保存期間を紹介します。
①皮付き栗を常温保存する場合
皮付き栗を常温保存する場合のポイントを紹介します。
・新聞紙に包み、直射日光を避ける
・乾燥を防ぐため水に付ける
・虫予防する
皮付きの栗の常温保存には、新聞紙に包む方法と水に入れておく方法の2種類があります。新聞紙に包む場合、直射日光を避け涼しい場所で保存してください。 水に入れておく場合は、 バケツなどに水と栗を入れて、乾燥を避けるために毎日水を交換する必要があります。
栗は常温で最長1週間日持ちしますが、気温が高い場所では傷みやすくなるべく早く消費するのがおすすめです。また、中に虫がいる可能性もあるので注意する必要があります。基本的には後ほど紹介する冷蔵保存や冷凍保存がおすすめです。
春日爽花
野菜ソムリエ
栗は非常に虫食いの被害を受けやすい果物です。 保存する前に皮に小さい穴がないか、水に浮かべてみて沈むかどうかを調べてみてください。水に浮かぶ栗は虫に食べられているかもしれません。
②皮付き栗を冷蔵保存する場合
続いては皮付き栗を冷蔵保存する場合のポイントを紹介します。
・皮の汚れを拭く
・1日程度天日干しにする
・新聞紙に包む
・チルド室で保存
皮付き栗を冷蔵保存する場合は、冷蔵庫に入れる前に皮の汚れを落とし1日程度天日干しをします。こうすることで栗の水分が飛び、とても甘い栗になります。また、栗は温度が低いとより甘くなるので温度が低いチルド室などで保存するのがいいでしょう。
常温保存と同様新聞紙に包みますが、乾燥しないように新聞紙で包んだあとビニール袋に入れてください。冷蔵保存の場合1か月程度日持ちしますが、早めに消費するようにしましょう。
③皮付き栗を冷凍保存する場合
皮付き栗を冷凍保存する場合のポイントを紹介します。
・皮の汚れを拭く
・ジップ付き密閉袋に入れる
・空気を抜く
皮付き栗を冷凍する場合、空気を抜いてジップ付き密閉袋に入れてください。空気が入っていると栗の乾燥が進みぱさついた食感になりやすいです。皮付き栗を冷凍した場合、2か月~3か月日持ちしますが、長く保存する場合は乾燥に特に注意が必要です。
冷凍した皮付き栗の解凍方法
冷凍した皮付き栗の解凍方法のポイントを紹介します。
・常温で解凍
・冷蔵庫で自然解凍
・凍ったまま調理
皮付き栗は常温で置いておけば30分~1時間程度で解凍することができ、冷蔵庫に入れて自然解凍することもできます。 しかし、凍ったまま調理することもできるので、使いたいときに冷凍庫から出してすぐでも使用することができます。皮をむいて調理したい場合は、常温で30分ほど置いておくとむきやすくなるので、調理法によって解凍方法を変えましょう。
(*栗の冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)