栗の冷凍での保存方法・期間は?皮付きでもできる?解凍法や剥き方のコツも紹介!
【野菜ソムリエ監修】栗は冷凍保存できるか知っていますか?今回は、<生・茹でた>栗の<皮あり・皮むき後>別の冷凍保存する方法・ポイントや日持ち期間の目安や解凍方法を紹介します。栗の賞味期限が切れた場合の特徴や皮の剥き方を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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栗は冷凍保存できる?
ほくほくで優しい甘さが美味しい栗ですが冷凍保存はできるのか知っていますか?ここでは、栗は冷凍保存できるのかどうか紹介します。
栗を冷凍保存するメリットは多い
栗を冷凍保存するメリットは以下の通りです。
•渋皮が剥きやすくなる
•防虫対策になる
栗は冷凍すると鬼皮が柔らかくなって剥きやすくなり、渋皮もついてきて簡単に剥けるようになり食べやすくなり便利です。また、常温で放置しておくと虫に食われやすくなりますが冷凍することで防虫対策になります。
栗は時間が経つにつれて実の中の水分が蒸発し美味しさが失われますが、冷凍しても品質があまり変化しないため美味しさが保たれるメリットもあります。
(*栗の虫食いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)
生栗の冷凍での保存方法・期間は?
生の状態での栗はどのように保存したら良いのでしょうか。ここでは、生栗の冷凍での保存方法と期間について、皮付きの場合と皮剥き後の2種類を紹介します。
①皮付きの生栗を冷凍する場合
皮付きの生栗を冷凍する方法は以下の手順の通りです。
【手順】
①生栗を水洗いする
②キッチンペーパーで水分を取る
③密閉できる保存袋に入れて冷凍する
ポイントは、保存袋に入れる際に空気をしっかりと抜き、口を閉めることです。小分けにしておくと、使いたい分だけ取り出せて便利になります。保存期間は約6ヶ月です。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
1~2%の塩水に半日ほど浸けてから、水気をしっかりと拭き取り保存袋に入れて冷凍保存する方法もあります。
②皮むき後の生栗を冷凍する場合
皮むき後の生栗を冷凍する場合は以下の手順の通りです。
【手順】
①栗を保存袋に入れる
②栗の量の2割ほどの砂糖を入れて全体に揉みこむ
③しっかりと空気を抜き、保存袋の口を閉める
栗むき後の栗をそのまま冷凍すると乾燥してしまうため、砂糖を揉みこむやり方がおすすめです。砂糖をまぶし、しっかりと保存袋の空気を抜くことで乾燥を防いでくれます。保存期間は1~2ヶ月です。
冷凍した生栗の解凍方法は?
栗を冷凍保存すると長持ちすることが分かりましたが、食べる前の解凍はどのような方法で行えばよいのでしょうか。ここでは、冷凍した生栗の解凍方法について紹介します。
①皮付きの生栗は熱湯につけて解凍する
凍った状態の皮付き生栗を熱湯に5分ほどつけて解凍すると、鬼皮と渋皮が剥きやすくなり、その後調理することができます。また、熱湯に直接入れて煮るとほくほくの茹で栗として食べることもできるので参考にしてみてください。