栗の状況別の保存方法・期間は?常温・冷蔵・冷凍の日持ちするコツやレシピのおすすめを紹介!

【野菜ソムリエ監修】栗の保存方法を知っていますか?今回は、<皮付き・茹で・焼き>栗の<常温・冷蔵・冷凍>での保存方法・ポイントや、保存期間の目安を紹介します。栗の賞味期限切れの見分け方や、〈甘露煮・シロップ漬け〉など保存食別の賞味期限の目安も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |野菜ソムリエ 春日爽花
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野菜ソムリエプロ。大学在学時に合格率30%の野菜ソムリエプロの資格を一発で取得。現在は多くの人に野菜の魅力を伝えるためにSNSを用いてイラストでの情報発信を行なっている。
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目次

  1. 栗の日持ちする保存方法は?
  2. 栗の状態別に適切な保存方法がある
  3. 皮付き栗の保存方法・期間は?
  4. ①皮付き栗を常温保存する場合
  5. ②皮付き栗を冷蔵保存する場合
  6. ③皮付き栗を冷凍保存する場合
  7. 冷凍した皮付き栗の解凍方法
  8. 茹で栗の保存方法・期間は?
  9. ①茹で栗を常温保存する場合
  10. ②茹で栗を冷蔵で保存する場合
  11. ③茹で栗を冷凍で保存する場合
  12. 冷凍した茹で栗の解凍方法
  13. 焼き栗の保存方法・期間は?
  14. ①焼き栗を常温で保存する場合
  15. ②焼き栗を冷蔵で保存する場合
  16. ③焼き栗を冷凍で保存する場合
  17. 冷凍した焼き栗の解凍方法
  18. 栗の保存食にした場合の賞味期限は?
  19. ①栗の渋皮煮・シロップ漬け
  20. ②栗の甘露煮
  21. ③栗金団
  22. 栗を種類別にうまく保存して美味しく食べよう

続いては、皮を剥いた茹で栗の保存方法と保存期間について説明していきます。皮を剥いて茹でているとすぐに食べることができて楽ですが、保存方法や期間は皮付きのものと変わるのでしょうか。

①茹で栗を常温保存する場合

皮を剥いて茹でた栗を常温保存する場合のポイントを紹介します。

・しっかり冷ます
・密閉容器に入れる
・涼しい場所に置く


皮を剥いた茹で栗は、常温保存だと長くても3日程度しか日持ちせず、基本的に常温保存はおすすめしません。すぐに食べ切る場合で常温保存したいときには、乾燥を避けるために密閉容器やジッパー付きの保存袋に入れて保存してください。

茹でて熱いまま密閉容器に入れるといたみやすいので、しっかり冷ましてから袋や容器に入れるようにしましょう。そして、直射日光の当たらないなるべく涼しいところで保存します。日持ち期間も短いのでなるべく早く消費するようにしてください。

②茹で栗を冷蔵で保存する場合

皮を剥いた茹で栗を冷蔵保存する場合のポイントを紹介します。


・茹でた栗をしっかり乾かす
・密閉袋に入れる


茹でた栗は表面の水気をしっかりふき取り、30分程度陰干ししてしっかり乾かします。ジッパー付き保存袋などに入れて冷蔵保存しますが、皮を剥いて茹でた栗は痛むのが早く日持ち日数も最長で1週間程度です。甘味や風味も日が経つにつれて落ちていくので、なるべく早く消費するのがおすすめです。

③茹で栗を冷凍で保存する場合

皮を剥いた茹で栗を冷凍保存する場合のポイントを紹介します。

・硬めに茹でる
・水気を拭きとる
・ラップに包む
・密閉容器に入れる


冷凍保存する場合は、解凍後に水っぽくならないように少し固めに茹でておくことがポイントです。茹でた栗の表面の水気をしっかり拭き取ったら、栗同士が重ならないように気を付けてラップに包み、密閉容器やジッパー付きの保存袋に入れて保存します。冷凍保存の場合、1か月程度日持ちするので長期保存には冷凍が一番向いています。

冷凍した茹で栗の解凍方法

皮を剥いて茹でた栗の解凍方法のポイントを紹介します。

・自然解凍
・電子レンジで解凍
・凍ったまま調理


冷凍していた栗は、冷蔵庫におろしたり常温で自然解凍することができます。また、電子レンジで加熱しても手軽ですばやく解凍することができます。栗ご飯や煮物などそのままの形で使用するときは、凍ったまま調理しても大丈夫なので、使いたい料理によって解凍方法を選んでください。

(*栗の賞味期限について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

栗の賞味期限は?生・茹でで日持ちするのは?保存方法や腐敗の見分け方も紹介!

焼き栗の保存方法・期間は?

続いては、焼き栗の保存方法や保存期間を紹介していきます。 焼いた栗は熱いうちに食べるのがおいしいですが、食べ切れずに保存したい場合のポイントをしっかり見ていきましょう。

①焼き栗を常温で保存する場合

焼き栗を常温で保存する場合のポイントを紹介します。

・粗熱をとる
・新聞紙やキッチンペーパーでくるむ
・気温の低い冬場がおすすめ


焼いた栗はカビが生えやすいので、基本的に常温保存には向きません。特に湿度、気温が高くなる梅雨時期や夏はのちほど紹介する冷蔵保存や冷凍保存をするようにしましょう。常温保存の場合、長くて2日程度の日持ちで、新聞紙やキッチンペーパーにくるんで保存しできるだけ早く食べるようにしてください。

②焼き栗を冷蔵で保存する場合

焼き栗を冷蔵で保存する場合のポイントを紹介します。

・水分を拭きとる
・密閉容器に入れる


焼き栗を冷蔵保存する場合、粗熱をとったら表面の水分を拭きとり密閉容器やジッパー付きの保存袋に入れて保存します。生の栗よりも焼いたり茹でたりした栗の方が食感が残りやすいのでおすすめです。焼き栗は冷蔵で5日程度日持ちするので食べ切れなかった分は冷蔵保存するのがおすすめです。

③焼き栗を冷凍で保存する場合

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