梨の保存方法・期間は?常温はNG?冷蔵庫・冷凍で長持ちさせるコツや保存食レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】梨の保存方法を知っていますか?冷凍・冷蔵庫で長持ちするのでしょうか?今回は、梨を〈丸ごと・切った後〉別に日持ちする保存する方法・ポイントや、保存期間の目安に加えて解凍方法も紹介します。梨の美味しい保存食向きレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
切った後の梨は冷凍保存がおすすめ
切った後の梨は、以下の手順で冷凍保存するのがおすすめです。
【保存方法】
1、梨の皮を剥きヘタを取る
2、梨をくし切りにする
3、切った梨をラップで包みチャック付きの袋に密封する
4、冷凍庫で保存する
梨はカットしてから空気に触れる時間が長くなると、酸化してしまい色味が悪くなるので、カットしたらなるべく早く冷凍保存しましょう。色落ちが気になる場合は梨をカットしたあと、塩水か砂糖水に10分ほど浸けることで色落ちを抑えられます。冷蔵保存と同様に、しっかりと密封して乾燥を防ぐように注意してください。
梨の冷凍での賞味期限・保存期間
上記の手順で梨を冷凍保存した場合の賞味期限は1カ月程度です。常温、冷蔵で保存する場合と比較してかなり長持ちするので、大量にもらったりまとめ買いしたりして梨が余った場合はまとめて冷凍保存しておきましょう。
春日爽花
野菜ソムリエ
梨には実は種類が2種類あって、赤梨は皮の部分は赤色をしており、皮がザラザラとしている幸水のような梨です。青梨は皮の部分が緑色を帯びており、皮が赤梨と比べるとツルっとしていて全体的に丸い整った形をしている20世紀梨のような梨です。それぞれ旬の時期も少しちがうのでお好みの梨を選んで食べてみてください!
冷凍梨は半解凍の状態で食べるのがおすすめ
冷凍した梨は、完全に解凍して食べると食感が悪くあまり美味しくないので、半解凍の状態でシャーベットのような食感を楽しむ食べ方がおすすめです。解凍する時間は室温などによって変わるので、解凍時は様子を見ながら好みの食感で食べましょう。
梨の賞味期限が切れた時の見分け方は?
時間が経ってしまい賞味期限が切れてしまった梨はどうなるのでしょうか。賞味期限が切れて古くなった梨の見分け方について説明します。
賞味期限切れの梨の特徴
賞味期限が切れた梨には以下のような特徴があります。
・腐ったような臭いがする
・カビが生えている
・果肉が柔らかくなってしまう
・茶色っぽく変色している
・味が明らかにおかしい
上記のような特徴がある梨は腐っている可能性があるので食べずに廃棄処分してください。梨は劣化が早く日持ちしにくい果物のため、常温で保存せず冷蔵保存して早めに食べきるか、長期保存できるようにカットして冷凍保存することを心がけましょう。
(*梨が腐るとどうなるかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
梨の保存食向きレシピは?
ここまで梨の保存方法や賞味期限などについて説明してきました。ここからは梨を使った保存性に優れたレシピについていくつか紹介します。
①梨のコンポート
こちらの梨のコンポートは、冷蔵庫で冷やしてそのまま食べても美味しいだけでなく、梨のタルトやパイなどの様々なスイーツにアレンジできます。電子レンジで簡単に作れるのもおすすめのポイントです。