ニューサマーオレンジの食べ方は?切り方や皮の剥き方は?活用レシピのおすすめも紹介
【野菜ソムリエ監修】ニューサマーオレンジとはどんな果物か知っていますか?今回は、ニューサマーオレンジの味わい・香りの特徴や、旬の時期・産地に加えて、皮の剥き方や食べ方も紹介します。ニューサマーオレンジの活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ニューサマーオレンジとはどんな果物?
ニューサマーオレンジといったユニークな名前の果物を見かけることがありますが、これはどのような果物なのでしょうか。ここでは、ニューサマーオレンジの味や香りや旬などの特徴について詳しく紹介します。
ニューサマーオレンジの見た目や味わい・香りの特徴
ニューサマーオレンジはユズに似た香りを持つ温州みかんよりやや大きい果実で、レモン色をした厚い皮に覆われています。皮の内側の白くてふかふかしたワタの部分も厚く、ここにほんのりと甘みがありますが、果肉は甘さ控えめで酸味が強いことが特徴です。
Twitterの口コミ
ニューサマーオレンジ🍊という品種のみかん。
1ヶ月くらい前に食べた時は、酸っぱく「あれ?普通の夏蜜柑になってしまった?」と思っていたけれど、今日はジューシー、甘くて、食べ頃でした。
やっぱり、ニューサマーに食べるのが良いのですね😊
#ニューサマーオレンジ
Twitterの口コミ
小夏の季節がやってきた〜!高知県だと「小夏」、宮崎県だと「日向夏」、静岡県だと「ニューサマーオレンジ」とそれぞれ呼ばれますが同じものです。軽く塩を振ってもいいし、蜂蜜をかけてもいい。皮を薄くむいて、白い部分がおいしい、実に爽やかな果物です。#小夏 #日向夏 #ニューサマーオレンジ
阿部紗織
野菜ソムリエ
皮の内側の白いふかふかした部分は『アルベド』と呼ばれる内果皮です。外側の黄色の皮を出来るだけ薄くむき、白い部分と果肉を一緒に楽しめる果物です。
ニューサマーオレンジの旬の時期・産地
ニューサマーオレンジは、江戸時代に宮崎県で発見されたユズの突然変異種である日向夏の別名です。日向夏は品種改良を重ねながら宮崎県の特産品として栽培されていますが、今では全国各地で栽培されるようになり、高知県・愛媛県・静岡県などで栽培が盛んです。
このうち、愛媛県や静岡県で栽培されているものをニューサマーオレンジと呼び、静岡県の伊豆を代表する果物として知られています。ニューサマーという名前の通り、旬は4月〜6月の初夏の頃です。
阿部紗織
野菜ソムリエ
美味しいニューサマーオレンジの選び方は、表面に変色がなく、明るい黄色で光沢とハリがあります。また持った時にずっしりと重みを感じられるものは果汁が詰まっています。
ニューサマーオレンジは栄養が豊富
ニューサマーオレンジには、以下のような栄養素が豊富です。
・クエン酸
・ペクチン
・ビタミンB1
・ビタミンC
ニューサマーオレンジに豊富に含まれるクエン酸には疲労を回復する効果があるほか、ペクチンの整腸作用で便秘を解消する効果も期待できます。また、ビタミンCは美肌を作る栄養素であるだけでなく、その高い抗酸化力は動脈硬化や心筋梗塞を予防する働きもあります。
さらに、ビタミンB1は疲労回復を助けたり、糖質の代謝を促して脂肪の蓄積を予防するためダイエット効果が期待できる栄養素です。
ニューサマーオレンジの値段
旬の季節のニューサマーオレンジの値段は、5kgで3500円〜5000円くらいが目安です。家庭でよく食べられる温州みかんの価格が5kgで2500円くらいと考えると、温州みかんよりはやや値段が高い柑橘類です。
ニューサマーオレンジの切り方や食べ方は?
爽やかな甘みが魅力のニューサマーオレンジですが、どのように食べれば良いのでしょうか。ここでは、ニューサマーオレンジの切り方や食べ方を紹介します。