いちごは冷凍保存できる？賞味期限や日持ちのコツは？解凍方法やレシピのおすすめを紹介！
【野菜ソムリエ監修】いちごは冷凍保存できるか知っていますか？今回は、いちごの冷凍での保存方法・ポイントや、保存期間の目安に加えて解凍方法を紹介します。いちごの賞味期限切れの見分け方や、冷凍いちごの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- いちごは冷凍保存できる？
- いちごは冷凍保存で日持ちする
- いちごを冷凍保存する際のポイントは？
- ポイント①小分けして冷凍保存する
- ポイント②空気に触れないようにする
- ポイント③急速冷凍する
- ポイント④ヘタや傷んだ部分を取り除く
- いちごの冷凍での保存方法・期間は？
- ①いちごを丸ごと冷凍保存する方法
- ②いちごを潰して冷凍保存する方法
- いちごの冷凍での賞味期限・保存期間
- 冷凍いちごの解凍方法や食べ方は？
- ①冷凍いちごをそのまま食べるのがおすすめ
- ②加熱調理してジャムなどにしてもOK
- いちごの賞味期限が切れた時の見分け方は？
- 賞味期限が切れたいちごの特徴
- 冷凍いちごを使ったレシピのおすすめ
- ①冷凍いちごのレアチーズケーキ
- ②いちご酢
- ③いちごスムージー
- ④いちごアイス
- ⑤いちごシフォンケーキ
- ⑥いちごムース
- いちごを冷凍して美味しく食べよう
①いちごを丸ごと冷凍保存する方法
いちごを丸ごと冷凍保存する方法は、下記の通りです。
1.ヘタが付いたまま、流水で洗う
2.いちごに付いている水気を拭う
3.ヘタを取り除く
4.保存する袋に入れて、砂糖をまぶす
5.いちご同士が重ならないように並べて、空気を抜いて密封する
6.冷蔵庫の急速冷凍などを活用して、短時間で凍らせる
いちごは凍らすことで甘みが落ちやすいので、砂糖をまぶしておくことで解凍後も美味しくいただけます。また、砂糖がいちごの表面につくことで、いちご同士がくっつくことなく冷凍できます。
②いちごを潰して冷凍保存する方法
いちごを潰して冷凍保存する方法は、下記の通りです。
1.ヘタが付いたまま、流水で洗う
2.いちごに付いている水気を拭う
3.ヘタと傷んだところは取り除く
4.保存する袋に入れる
5.袋の上からスプーンなどでいちごを潰す
6.冷凍庫に入れて2～3時間したら半冷凍状態でいったん取り出す
7.保存袋の上から区切りをつけるように小分けにして、さらに冷凍させる
いちごに傷んだところがあり、その部分を取り除いた場合は切り口の部分が結晶化を起こしやすいので、丸ごとではなく潰してから冷凍保存することをおすすめします。半解凍状態で取り出し、袋を折るようにして区切りをつけておくと一回分ずつ取り出しやすいので、参考にしてください。
(＊いちごを洗う必要性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
いちごの冷凍での賞味期限・保存期間
冷凍保存したいちごを保存できる期間や、美味しく食べることの出来る賞味期限は、保存前の状態にもよりますが1～2ヶ月程度です。しかし冷凍保存をした場合でも酸化や劣化が止まっているわけではなく、速度を抑えているだけだといえます。美味しく食べるためには賞味期限内であっても、早く食べきるようにすると良いでしょう。
(＊いちごの保存方法や期間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍いちごの解凍方法や食べ方は？
冷凍したいちごを美味しく食べるための方法は、どんなものがあるのでしょうか。おすすめの冷凍いちごの食べ方や解凍方法を紹介します。
①冷凍いちごをそのまま食べるのがおすすめ
いちごを丸ごと凍らせた場合には完全に解凍すると水分が抜け、手で触った時の感触だけではなく舌触りも悪くなります。解凍せずに食べることでシャーベットのような食感が愉しめるので、そのまま食べることをおすすめします。ヨーグルトやアイスクリームに乗せて食べても良いでしょう。
春日爽花
野菜ソムリエ
いちごをそのままの状態で食べたい場合には冷凍保存は向きません。そのため新鮮なものは冷蔵保存をして早めに食べ、悪くなる前に冷凍保存や加工をすることで無駄なく食べることができます。
②加熱調理してジャムなどにしてもOK
冷凍いちごを使ってジャムを作るときの、材料と手順は以下の通りです。
【材料】
・冷凍いちご/100g
・砂糖/50g
・レモン汁/小さじ1/2
【手順】
1.鍋にいちごと砂糖、半量のレモン汁を入れ中火にかける
2.沸騰したら火を弱め、かき混ぜながら煮詰める
3.鍋底に線が書ける位の固さになったら、残りのレモン汁を加え混ぜ合わせる