いちごは冷凍保存できる?賞味期限や日持ちのコツは?解凍方法やレシピのおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】いちごは冷凍保存できるか知っていますか?今回は、いちごの冷凍での保存方法・ポイントや、保存期間の目安に加えて解凍方法を紹介します。いちごの賞味期限切れの見分け方や、冷凍いちごの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- いちごは冷凍保存できる?
- いちごは冷凍保存で日持ちする
- いちごを冷凍保存する際のポイントは?
- ポイント①小分けして冷凍保存する
- ポイント②空気に触れないようにする
- ポイント③急速冷凍する
- ポイント④ヘタや傷んだ部分を取り除く
- いちごの冷凍での保存方法・期間は?
- ①いちごを丸ごと冷凍保存する方法
- ②いちごを潰して冷凍保存する方法
- いちごの冷凍での賞味期限・保存期間
- 冷凍いちごの解凍方法や食べ方は?
- ①冷凍いちごをそのまま食べるのがおすすめ
- ②加熱調理してジャムなどにしてもOK
- いちごの賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 賞味期限が切れたいちごの特徴
- 冷凍いちごを使ったレシピのおすすめ
- ①冷凍いちごのレアチーズケーキ
- ②いちご酢
- ③いちごスムージー
- ④いちごアイス
- ⑤いちごシフォンケーキ
- ⑥いちごムース
- いちごを冷凍して美味しく食べよう
いちごは冷凍保存できる?
冬から春にかけて愉しめるいちごは傷みやすく、冷蔵保存をしても5日~1週間程度しか日持ちしません。いちごの日持ちする保存方法について紹介します。
いちごは冷凍保存で日持ちする
いちごはパック詰めで売られていることが一般的なため、一度に食べきれないこともあるものです。いちごの旬は品種にもよりますが3~4月で、比較的入手しやすい価格になります。たくさんのいちごを購入してしまった時は、腐らせてしまう前に冷凍保存しましょう。冷凍保存することで、常温や冷蔵庫で保存するよりも日持ちを延ばすことができます。
いちごを冷凍すると酸化しやすいビタミンなどの栄養の損失を防ぎ、細胞が壊されることで柔らかくなるため、ジャムなどに加工しやすくなります。
春日爽花
野菜ソムリエ
いちごはビタミンCが多量に含まれていますので冷凍することでビタミンCの損失を防ぐことができ、また適度な糖度により疲労回復が期待されます。よってスポーツの後などは冷凍したものを食べることがおすすめです。
いちごを冷凍保存する際のポイントは?
食べ切れなかったいちごはどのような方法で冷凍すると、美味しさを保てるのでしょうか。いちごを冷凍保存する際のポイントを紹介します。
ポイント①小分けして冷凍保存する
いちごを冷凍する場合は、ラップなどを使い小分けにしてから冷凍すると良いでしょう。小分けにすることにより使いたい分だけ取り出すことが出来ます。また解凍後に使いきれなかったいちごを再冷凍することは、劣化や傷みの原因となるためおすすめできません。
ポイント②空気に触れないようにする
いちごを冷凍保存する際は、ラップに包んだ後にジッパー付きの袋など密封できるものに入れて、しっかり空気を抜いてから冷凍保存しましょう。空気を抜くことで酸化や乾燥による冷凍焼けを防ぎ、冷凍したいちごの日持ちが長くなります。
ポイント③急速冷凍する
いちごを急速冷凍すると、食材の細胞が傷つきやすいといわれる-1℃から-5℃の温度の時間を短くすることができます。いちごを含む食材は、冷凍する際に内部の氷の結晶が膨張することで細胞が傷つき、特に-1℃から-5℃の温度でこの氷の結晶が大きくなることが特徴的です。
急速冷凍すると、この温度帯にとどまる時間が短くなり、細胞が傷つく度合いを減らすことができます。このためには、冷凍庫の温度設定を強くしたり金属製のトレイを活用するなど、出来るだけ早く-5℃以下の温度になるように工夫をしてみましょう。
ポイント④ヘタや傷んだ部分を取り除く
解凍したいちごは柔らかくなって扱いにくいため、傷んだ部分は冷凍する前にヘタと一緒に取り除いておくことをおすすめします。いちごの乾燥が始まっているときは、傷んでいる部分を取り除く前にレモン水に10分程度浸しておくと良いでしょう。レモンに含まれる酸にはいちごの色を鮮やかにし、傷んで柔らかくなった表面の細胞を引き締める効果があります。
いちごが吸水した後は、周りの水分が冷凍時に結晶化することを防ぐため、しっかりと拭き取るようにして下さい。
いちごの冷凍での保存方法・期間は?
いちごを上手に冷凍保存するには、どんなコツがあるのでしょうか。いちごの冷凍での保存方法や賞味期限を紹介します。