ヒラメの種類と特徴は?選び方は?旬・味・体長などを比較し画像とともに紹介!
ヒラメの種類について知っていますか?一口にヒラメといってもそれぞれに違いがあります。今回は、ヒラメの種類別の<旬・体長・産地・味>などの特徴を画像とともに紹介します。ヒラメの選び方や、さばき方に加えてレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ヒラメの種類はどれくらい?
日本は海に囲まれた島国であるため、昔から多くの魚介類が食べられてきました。白身魚のヒラメは淡泊な味で、日本料理からフランス料理まで幅広く使用されている魚ですが、どれくらいの種類が食べられているか知っていますか?今回は、おいしいヒラメの選び方から調理の方法まで紹介します。
ヒラメはカレイの1種?
ヒラメとよく似た魚にカレイがいますが、一般的にヒラメと呼ばれているのはカレイ目ヒラメ科の魚のことです。日本のヒラメの場合、腹を手前にして置いたときに左側を向いているのがほとんどなので「左ヒラメの右カレイ」と見分けられています。よく見ると口の形にも違いがあり、食べている餌も異なるのでヒラメとカレイでは肉質に差があります。
(*ヒラメとカレイの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ヒラメの種類8選!見分け方も画像で紹介!
ヒラメにもいろいろな種類が存在します。見た目や味に特徴があるので、ヒラメを選ぶ際の参考にしてください。
①ヒラメ
・旬の時期:11月~4月
・体長:50~60cm
・主産地:青森県・北海道・福島県・長崎県・茨城県
目が左に寄っていて、口が大きく鋭い歯を持っています。大きい物の方が味がよく、生食・煮物・焼き物・揚げ物など様々な料理と相性が良いです。養殖も盛んに行われており、産卵後の夏は身が痩せて味が落ちるので、天然物より養殖物の方がおいしいとも言われます。
②舌平目
・旬の時期:11月~6月
・体長:30~60cm
・主産地:西日本・関東以北
形が牛の舌に似ていることからこの名前が付いたヒラメで、フランス料理などでよく使われています。身は薄く、脂肪分がとても少ないさっぱりしたヒラメで、ムニエルにして食べるのがおすすめです。名前にヒラメとつきますが、正確にはカレイ目ウシノシタ科の魚の総称です。
③イヌノシタ
・旬の時期:12月~6月
・体長:40~45cm
・主産地:瀬戸内海沿岸
カレイ目ウシノシタ科の中でも細長い形をしているのが名前の由来ですが、見た目が赤いのでアカシタビラメとも呼ばれています。ウロコが剥がれやすいため、鮮度を判断するときは体色以外で見分けると良いでしょう。6月から夏にかけて産卵しますが、身の味にはあまり変化は現れません。