ラム酒は代用できる？不向きなお酒は？お菓子作りでの役割や活用レシピを紹介！

白ワインはラム酒の代わりになると前述しましたが、同じワインでも赤ワインでは代用することができません。赤ワインは白ワインと比較すると、香りが強く味に渋みがあるのが特徴です。ラム酒の代用として使用するとお菓子の風味を変えてしまうことになります。さらに赤い色味もお菓子に影響してしまうため、代用品に活用するのは止めておきましょう。

日本酒は、洋酒と比較すると原料や製造方法が異なり、独特の風味が強い上に甘みも強い場合があるため代用品には向きません。日本酒の風味を活かしたお菓子であれば使用しても構いませんが、ラム酒の代わりにすることを目的にはしない方が良いでしょう。

料理酒は食塩を含んでいる場合が多く、さらに水あめなどの甘味料が入っている場合もあるため、ラム酒の代用としてお菓子や料理を作ることには向いていません。香りもラム酒とは全く異なり、日本酒に近い香りがあるため、ラム酒のような香り付けにも使うことはできないでしょう。

（＊料理酒の効果や使い方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

焼酎もラム酒の代わりとして使うのは控えた方がいいお酒の一つです。焼酎は原料の芋や麦などの独特の風味が特徴で、ラム酒のフルーティーな甘い風味は全くありません。日本酒同様に焼酎の風味を活かしたお菓子や料理であれば活用できますが、ラム酒の代用として使用した場合には、思い描いていた味に仕上がらない場合がほとんどでしょう。

（＊焼酎が料理酒に使えるかどうかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ラム酒の代用品で作れる料理やお菓子のレシピを紹介します。ラム酒を切らした場合でも、これから紹介するレシピを参考に調理してみてください。

ブランデーを使用したブラウニーです。ブランデーを入れることで、しっとりとした食感の高級感が漂う香りの良いブラウニーに仕上がります。

ラム酒の代わりにカルヴァドスを使ったパウンドケーキです。リンゴの果肉を入れることで、さらに風味や食感をよくすることができます。カルヴァドスが無い場合は、ブランデーなどでも美味しく作ることができるので試してみてください。