バーニャカウダとは?名前の意味・由来は?食べ方や作り方・レシピも紹介!
バーニャカウダとはどんな料理か知っていますか?あまり詳しく知られてはいないバーニャカウダの名前の意味・由来や食べ方・作り方など幅広く紹介します。バーニャカウダに合う野菜・具材やアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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バーニャカウダとは?どんな料理?
レストランなどのメニューで見かけることがあるバーニャカウダですが、食べたことがない人も多いのではないでしょうか。今回はバーニャカウダとはどんな料理か、その歴史や名前の由来など詳しく解説します。
バーニャカウダはイタリア発祥の郷土料理
バーニャカウダはイタリアのピエモンテ州が発祥の、寒い時期に良く食べられている郷土料理です。フォイョと呼ばれる陶器でできた小さな鍋に熱いソースを入れ、野菜をディップして食べる料理でイタリアの冬の鍋料理とも呼ばれています。
バーニャカウダの歴史は19世紀前半頃に海のないピエモンテ州に、沿岸地域から関税の高い塩の代わりに鰯の塩漬けを輸入したことが始まりです。輸入されたアンチョビについた塩の部分は富裕層へ行き、アンチョビの部分は庶民へと広まったことがきっかけでバーニャカウダが生まれました。
バーニャ・カウダの名前の意味と由来
バーニャカウダの名前のバーニャは「ソース」の意味で、カウダは「熱い」を意味する言葉が語源になっていて食べ方をそのまま表しています。バーニャカウダを作るフォイョにはろうそくを入れるための空間があり、ソースの入ったポットをろうそくの火で温めながら食べるのが特徴的です。
バーニャカウダの食べ方や野菜・具材のおすすめ
バーニャカウダにおすすめの野菜や具材は以下のようなものがあります。
・きゅうり
・にんじん
・パプリカ
・レタス
・プチトマト
・カリフラワー
・ラディッシュ
・セロリ
・キノコ
バーニャカウダは野菜スティックと同じように、食べやすくカットした具材をフォークや手に持ってソースにディップして食べます。バーニャカウダは秋から冬にかけて食べられることが多いため具材は秋冬の野菜が中心ですが、中にはパンや焼いた肉・魚を食べることもあります。
(*バーニャカウダにおすすめの野菜について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
バーニャカウダと野菜スティックの違いは?
バーニャカウダはカットした野菜を、手に持ってソースを付けて食べる料理です。野菜スティックと同じような料理ですが、具体的にはどのような違いがあるのか解説します。
バーニャカウダと野菜スティックの違いは「ソース」にある
バーニャカウダと野菜スティックの一番の大きな違いはソースで熱いソースを使うのがバーニャカウダ、冷たいソースにつけるのが野菜スティックになります。バーニャカウダのソースはオリーブオイルにアンチョビとにんにくを入れて温めたもので、冷たい野菜スティックのディップソースにはマヨネーズや味噌等を付けて食べることが多いでしょう。
バーニャカウダのソースはアンチョビとにんにく、オリーブオイルが伝統的ですが、日本では生クリームや味噌が使われアレンジされていることもあります。また、バーニャカウダは生野菜だけではなく、蒸し野菜や焼き野菜などで食べることも多いです。
(*アンチョビについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)