キャッサバとは?タロイモやタピオカと違いは?毒抜きの仕方や食べ方を紹介!
【野菜ソムリエ監修】キャッサバとはどんな食材か知っていますか?名前くらいは聞いたことはあるかもしれません。今回は、キャッサバの味・栄養・品種に加えて、タピオカやタロイモとの違いについて紹介します。キャッサバの毒抜きの仕方や、食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
キャッサバとタロイモの違い
同じ熱帯性植物のキャッサバとタロイモですが、タロイモはサトイモ科の植物で、日本の里芋もタロイモの一種になります。タロイモには毒性がないため毒抜きは必要ありませんが、独特のエグ味・渋味があり、加熱しないと食べられません。
キャッサバの味・食べ方や栄養価は?
キャッサバは、人気スイーツであるタピオカの原料であることがわかりましたが、キャッサバそのものはどんな味なのか気になるところです。ここではキャッサバの味、食べ方や栄養価について紹介します。
キャッサバの味
キャッサバは、淡白で甘味のないさつまいもの味に似ていると言われており、でんぷん質が多いため食感はもっちりとしているようです。
Twitterの口コミ
フィジーに着きました!🇫🇯
マーケットで見つけた、有名なFiji water☺︎
主食はタピオカの原料にもなっているキャッサバ!味は少しネッチョリしたジャガイモです〜🥔
#トビタテ5期 #トビタテ5期生 #トビタテ留学JAPAN #フィジー #国際ボランティア #projectsabroad
Twitterの口コミ
初めてキャッサバを食べた
味のないさつまいもって感じ
福光佳奈子
野菜ソムリエ
キャッサバの多くがでんぷん質でできているため、甘味がメインですが、わずかな渋味もありますね。苦味種で作ったタピオカはでんぷん由来の甘味が感じられます。
キャッサバの本場の食べ方
キャッサバの主要生産国であるブラジル料理のひとつであるポンデケージョは、キャッサバ粉をベースに、牛乳、生チーズ、鶏卵、バターで作る料理です。素朴な味わいで、外側のパリパリ感と内側のモチモチ感が特徴の、日本でも人気があります。
また、西アフリカや中部アフリカにかけて食べられているフフも、キャッサバ粉から作られる、日本の餅のような食感の料理です。日本人にとってのご飯のようであり、主食としてスープなどと一緒に食べられています。
キャッサバの栄養
カロリー | 糖質 | 1日の摂取カロリーの占める割合 | |
キャッサバ(100gあたり) | 159kcal | 1.7g | 7% |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
キャッサバは、タンパク質と脂肪が非常に少なく、ビタミンC、ビタミンB群が多く含まれています。また、必須ミネラルであるカルシウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、銅、鉄、モリブデンも豊富です。中でもカリウムの含有量が多く、カリウムは血圧やむくみの改善に効果があると言われています。
キャッサバのレシピのおすすめ
キャッサバの芋は毒抜きに注意して調理する、キャッサバ粉は通販などで手に入れることで、家庭でもキャッサバ料理を楽しめます。ここでは、キャッサバのおすすめレシピを紹介します。