バッター液とは?揚げ物作りに便利?使うデメリットや簡単な作り方も伝授!
バッター液とは何か知っていますか?今回は、バッター液の名前の意味や揚げ物を作る際に使うメリット・デメリットに加えて、作り方や揚げ方のポイントを紹介します。バッター液の活用レシピや、残りのリメイクレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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バッター液とは?
揚げ物料理をする場合、一般的に小麦粉、卵、パン粉の順に衣付けをしますが、この方法は多少手間が書かります。最近では揚げ物料理にバッター液を使ったレシピを見かけますが、バッター液とは一体何なのでしょうか。バッター液の正体や名前の意味について解説します。
バッター液とは揚げ物の衣液
バッター液とは、小麦粉と卵、水を混ぜて作る衣液のことを指し、主にとんかつなどの揚げ物の調理に使われるものです。惣菜店や屋台では、業務用のバッター粉と呼ばれる粉を水で溶いたものを使って揚げ物調理をしています。
「バッター液」の名前の意味
バッター液のバッターの名前は、英語のbatterに由来しています。このbatterとは、揚げ物をする前の段階で魚や鶏肉などの具材に衣付をするための液のことです。
ニュージーランドの料理にはフィッシュ&チップスと呼ばれる魚とじゃがいものフライがありますが、この魚のフライにはバッター液が使われています。英語ではバッター液にくぐらせて揚げた料理の名前に「batterd」が使われ、先述した魚のフライの場合は「batterd fish」と呼ばれます。
バッター液を使うメリット・デメリットは?
バッター液を使った調理方法は、一般的な衣付けの方法と何が違うのでしょうか。ここからは、バッター液を使うメリットとデメリットについて解説します。
バッター液を使うメリット
バッター液を使うメリットは以下の通りです。
・食材をバッター液につけてパン粉をまぶすだけで下処理が終わる
・パン粉が均一につく
・衣がはがれにくくなる
一般的な揚げ物調理の場合は、具材を小麦粉、卵、パン粉の順につけるため時間や手間がかかります。これに対してバッター液を使う場合は、バッター液をつけてパン粉をまぶすだけで簡単に下処理が完了するので、時短調理にもなり洗い物も減らすことができます。
また、バッター液を使うとパン粉が均等について衣が剥がれにくくなるため、綺麗に衣付けをすることができるのもメリットです。さらにコロッケを作る場合は、タネにバッター液をまんべんなく付けると揚げた時の破裂を防止することもできます。ただし、タネにバッター液がついていない部分があると、揚げる際に焦げることがあるので注意してください。
バッター液を使うデメリットはある?
具材にバッター液をつけて揚げると、衣が分厚くなり食べ応えのある揚げ物が作れます。しかし、バッター液の主な材料は小麦粉と卵なので、衣の量が増えると糖質量やカロリーも増加するのがデメリットです。ダイエット中の方はバッター液を控えめにつけることを心がけましょう。
バッター液の作り方は?【卵なしOK】
バッター液を作る場合は、何の材料を揃えてどのような手順で作ればよいのでしょうか。ここからは、バッター液の材料と作り方を解説します。また、卵を使わずにバッター液を作る方法も紹介するので参考にしてください。
①バッター液の作り方
【材料】
・卵:1個
・水:大さじ2
・小麦粉:大さじ4
【作り方・手順】
1.ボウルに卵を割って入れ、そこへ水を加えて混ぜる
2.小麦粉を入れて混ぜる
バッター液の分量の黄金比は、卵1個に対して水大さじ2、小麦粉大さじ4です。バッター液は、ボウルに順番に材料を入れて小麦粉がダマにならないように混ぜて作ります。この時、手で混ぜるとダマになりにくく素早く混ぜることができておすすめです。また、ボウルにビニール袋を入れてバッター液の材料を混ぜれば、洗い物が減らせて便利です。