ステビア(甘味料)とは?安全性や危険性は?効能や使い方なども紹介!

ステビアとは何か知っていますか?今回は、ステビアの安全性や懸念される危険性・副作用に加えて、味や効果・効能を紹介します。ステビアの使い方や商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。ステビアとは何か知らない方はぜひご一読ください。

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目次

  1. ステビアとは?糖質ゼロって本当?
  2. ステビアとは天然由来の甘味料
  3. ステビアの味
  4. ステビアの安全性は?
  5. ステビアは日本では安全とされている
  6. ステビアの危険性は?副作用はない?
  7. ①発がん性はない
  8. ②性ホルモンに影響すると言われていた
  9. ③アレルギー反応が出る可能性がある
  10. ステビアの効能は?
  11. ①ダイエット効果
  12. ②血糖値を下げる
  13. ③糖尿病食の味の改善
  14. ④食中毒を起こす菌を殺菌する
  15. ⑤抗酸化活性作用がある
  16. ⑥2型糖尿病の予防になる
  17. ⑦利尿作用がある
  18. ステビアの使い方は?
  19. 砂糖の代用品として使う
  20. ステビアの商品のおすすめ
  21. ①スイートピア ステビア 顆粒 800g
  22. ②無糖ハードキャンディー
  23. ③ハーブティー
  24. ステビアを食べてみよう

チクロやサッカリンのような人工甘味料とは異なり、植物であるステビアには発がん性は安全性試験により否定されました。ステビアには発がん性物質が含まれると記載するサイトもこれまでにはありましたが、ステビア工業会というステビア甘味料メーカーによる組織によって公式に発がん性の含有について否定されました。

また一部の人工甘味料と同様に、催奇形性の可能性や妊娠毒性も示唆されていましたが、こちらも現在ではないとされています。避妊効果とは逆に、受胎率の向上や死産率の低下の効果があることが報告させています。

②性ホルモンに影響すると言われていた

ペルーの先住民の時代には、避妊効果があるとして使用されていたという言い伝えがありますが、後世の様々な研究によってその効能はないと発表されました。一方で、海外では体内に蓄積しやすいため長期間の使用は危険であるという見方や、テストステロンと呼ばれる性ホルモンが減少されたという報告が上がっているのも現状です。

③アレルギー反応が出る可能性がある

過去にステビアを含む清涼飲料水を摂取した女性がアナフィラキシー反応という症状を引き起こしたという報告がありました。この症状は皮膚の痛みやめまいを引き起こし、悪化すると喘鳴や呼吸困難を起こす危険性もあります。

それはキク科植物のアレルギーを持つ人に起こり得る症状なので、アレルギーの可能性がある人は危険なので摂取を控えることをおすすめします。

ステビアの効能は?

ステビアには発がん性がないとされていることやアレルギー性について見ていきましたが、ここからはダイエット効果やステビアの効能について説明していきます。

①ダイエット効果

少量で砂糖の200から300倍の甘味を味わうことのできるステビアはカロリーが砂糖の約100分の1ほどであり、摂取カロリーを低くすることができます。また砂糖の場合は腸で栄養として吸収されますが、ステビアの場合は吸収されずに排出されるという面でも、ダイエット効果を期待できます。

②血糖値を下げる

ステビアに含まれるステビオシドには血糖値を下げる作用があると報告されています。ステビオシドとは甘味成分の名称で、あるまた肝臓でインスリンが正常に働かなくなるインスリン抵抗性を改善する効能も確認されているので、糖尿病の発病防止に繋がります。(※2、3)

③糖尿病食の味の改善

糖尿病食に砂糖を使用することができないため、必要最低限の味付けとなり、患者にとっては辛いことでした。特に甘いものが好きな患者は砂糖を口にすることができないので、ストレスにもなっていました。しかしステビアの登場によって、甘味を加えることができるようになり、糖尿病食の味を改善することができました。

④食中毒を起こす菌を殺菌する

最近の研究によると、ステビアには選択的殺菌能力があることが判明されました。選択的殺菌能力とは、必要な細菌は生かし、O-157やサルモネラ黄色ブドウ球菌など、食中毒を招く不要な細菌を殺菌する効能のことです。こうした研究から、殺菌効果があるとされ、発酵液にしたステビアを使用した病原細菌除去技術の開発が行われています。

⑤抗酸化活性作用がある

甘味の抽出には主に葉が使用されますが、ステビアの茎には抗酸化活性作用があるとされています。抗酸化活性作用とは、大気中の酸素がより反応の高い化合物に変化する活性酸素を抑制する働きのことです。食生活の乱れやストレス、喫煙によって活性酸素が起こると、体内で細胞や血管が傷つけられ、生活習慣病の原因になることもあります。

⑥2型糖尿病の予防になる

2型糖尿病とは血液中のブドウ糖が正常より多くなる病気のことで、血糖値が高いまま放置されると全身に血管や神経に障害が加わったり、合併症を起こしたりする危険性があります。ステビアにあるインスリン抵抗性を改善する効能が、その2型糖尿病を予防に繋がるとされているのです。

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