どんぐりは食べられる?美味しい食べ方・調理法は?下処理の仕方や活用レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】どんぐりの食べ方について知っていますか?食べたことのない人が多いどんぐりですが、今回は、どんぐりは食べれるかや、下処理の仕方に加えて、調理方法も紹介します。どんぐりの料理レシピや、新鮮な選び方の他に、種類も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
スダジイ、ツブラジイ、マテバシイなどのアクが少ないどんぐりは生でそのまま食べられますが、食べるときは新鮮などんぐりを選ぶようにしましょう。生のどんぐりを食べると米やナッツのようなほのかな甘みが楽しめます。
②炒めて食べる
アクの少ない種類のどんぐりは殻つきのままフライパンで炒めて食べることができます。フライパンで炒ったら温かいうちに食べれば栗のような木の実独特の甘みを楽しめます。また、コナラ属のどんぐりはアクが強く、何もせずにそのまま炒めると渋くて食べられないので、炒める前にアク抜きを十分にしましょう。
③煮て食べる
どんぐりを煮る場合は殻と薄皮を剥いてから調味料と一緒に煮込みましょう。砂糖で甘さを足すと栗に近い味になり美味しく食べられます。アクの強いどんぐりの場合はしっかりアク抜きをしてから煮つけてください。
④粉状にして調理に使って食べる
どんぐりの殻と薄皮を剥いて細かく砕いて粉状にし、調理の材料として食べる食べ方もあります。粉状のどんぐりはクッキーや団子、パンや豆腐などに混ぜて様々な料理に使えて便利です。ただし渋みが残るとせっかく作った料理が台無しになってしまうので、アクの強い種類を使う場合はアク抜きを入念にしましょう。
どんぐりを使った料理レシピのおすすめ
かつては日本人の貴重な栄養源だったどんぐりですが、この栄養満点のどんぐりを使った料理とはどのようなものがあるのでしょうか。新鮮などんぐりを使ったおすすめのレシピを紹介します。
①どんぐりクッキー
下処理を終えてアク抜きをしたどんぐりを炒って水分を飛ばしてからクッキー生地に混ぜて作るので、どんぐりの香ばしさが残った素朴な美味しさのクッキーです。
②マテバシイの甘露煮
下処理をしてアクを抜いたマテバシイをシンプルに砂糖で煮るマテバシイの甘露煮です。甘味をプラスすることで栗のような味になり美味しく食べられます。冷めると固まってしまうので温かいうちに食べましょう。
③どんぐりパン
下処理したマテバシイをミキサーで粉々にして2日ほど日陰で乾燥させてからパン生地に混ぜて焼いた手間のかかったレシピです。焼き上がったどんぐりパンはどんぐりの香ばしい匂いがして食欲をそそります。