ネクタリンの食べ方は?皮ごとOK?味わいや旬の時期など特徴も紹介!
【野菜ソムリエ監修】ネクタリンとはどんな果物か知っていますか?どれが一番美味しい食べ方なのでしょうか?今回は、ネクタリンの〈旬・食べ頃・味〉のほか、美味しい食べ方・レシピや皮の剥き方も動画で紹介します。ネクタリンの栄養価やカロリーも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ネクタリンの栄養価・効能
ネクタリンに含まれる栄養素のうち、代表的なものは以下の通りです。
・ビタミンE
・ビタミンC
・カリウム
・カロテン
・食物繊維
ビタミンEは、抗酸化作用があり、老化や病気の原因ともなる活性酸素の働きを抑えて、肌などの衰えや心臓病や糖尿病などの病気を抑制する効能があります。また、ビタミンCはビタミンEと合わせることでその働きが強まるので、両方を兼ね備えたネクタリンは健康や美容増進に役立つ果物といえるでしょう。
カリウムは体内のナトリウム濃度を調節し血圧上昇を抑えるほか、むくみを予防・解消する効能があります。また、カロテンは体内で体内で必要に応じてビタミンAとなり、目や肌の健康を維持したり抗がん作用を発揮したりする栄養素です。
ほか、ネクタリンには食物繊維も含まれており、整腸効果によって便秘の改善などに役立ちます。
ネクタリンの皮の剥き方や切り方は?
ネクタリンは皮が薄いため皮ごと食べる方も多いかもしれませんが、小さな子どもや年配の方の場合は皮を剥いて切った方が食べやすい場合もあります。ここではネクタリンに切り方と皮の剥き方について紹介します。
ネクタリンの切り方
ネクタリンとすももは別の果物ですが、大きさや形が似ているため同様の切り方で対処できます。ここではすももの切り方の動画を参考にネクタリンの切り方を説明します。
1.ネクタリンに切り込みを入れ、種に沿うように一周させる
2.切れ込みが十字型になるようにもう1本切り込みを入れ、1と同様に種に沿って一周させる
3.実を両手で持ってひねる
ネクタリンは予め包丁で切り込みを入れておくことできれいに切り分けることができます。切り込みさえ入れればあとは包丁を使わず切れるので、小さな子どもが自分で切り分けたがる場合は切り込みまで入れた時点で渡してあげると良いでしょう。
ネクタリンの皮の剥き方
ネクタリンは桃と同様の剥き方をするときれいに皮を取り除くことができます。今回は桃の切り方の動画を参考にしてネクタリンの皮の剥き方を解説します。
1.種に沿って包丁で切り込みを入れてひねり、実を4等分する
2.一切れづつ手で皮を剥く
切り分ける際と同様、切り込みを入れたあとは包丁を使わず手で剥くことができます。ただし、熟していないと皮が剥きづらいことがあるので、しっかり熟させてから食べることを心がけましょう。
ネクタリンの美味しい食べ方は?皮は食べれる?
ネクタリンの皮は剥いて食べたほうがよいのか、丸ごと食べたほうがよいのか迷ってしまう方もいるかもしれません。ここでは、ネクタリンは皮ごと食べてもよいのか、また、未熟なネクタリンはどのようにして食べるのがよいのか解説します。
ネクタリンは皮ごと食べても美味しい
ネクタリンは皮を剥かずに丸ごと食べても問題ありません。ネクタリンに限らず野菜や果物は皮の近くに栄養が集まる傾向があるため、特に栄養価が高まる旬の時期のネクタリンは、皮ごと食べることで効率よく栄養を摂取することができます。また、皮周辺は果物の甘みが集まる場所でもあるため、丸ごと食べることでより強い甘みを味わうことができるでしょう。
堀崎至代
野菜ソムリエ
加熱すると酸味が際立ちます。甘いタルトやケーキに焼き込むとバランスが取れて美味しく出来上がります。
未熟な場合は常温保存で追熟させるのがおすすめ
熟していないネクタリンは皮が厚く酸味も強いため、食べにくい味わいになりがちです。購入したばかりのネクタリンが未熟な場合は、常温で保存して追熟させましょう。なお、ネクタリンは桃と同様に乾燥や冷気に弱いため、冷やして食べたいときは食べる直前に冷蔵庫に入れるようにするのがおすすめです。
ネクタリンのおいしい食べ方・レシピのおすすめ
ネクタリンはそのまま食べるだけでなく、工夫を加えることでもおいしく味わうことができ、皮ごと食べるのが苦手な場合であっても加熱すれば皮も柔らかくなるため食べやすくなります。今回は、ネクタリンを使ったレシピを3つ紹介するので参考にしてみてください。