心太(ところてん)の漢字の由来・意味は?歴史や様々な食べ方・味付けも紹介!

「心太」と書いて「ところてん」と読みます。「心太」の漢字を「ところてん」と呼ぶ理由を知っていますか?今回は、「心太」の漢字の由来や意味に加えて、ところてんという名前になった理由を紹介します。心太の歴史や、食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 「心太」で「ところてん」と呼ぶ理由は?
  2. 「心太」の漢字の由来・意味
  3. 「こころふと」から「ところてん」に名前が変わった
  4. 心太はいつから食べられていた?
  5. 心太の歴史
  6. 心太と寒天の違い
  7. 心太の食べ方は?
  8. 心太の食べ方は地域別で違う
  9. 心太は箸一本で食べる文化がある
  10. 心太を美味しく食べよう

心太の食べ方の地域別の違いは、下記の通りです。

関西:黒蜜
関東:酢醤油
東海・中部:三杯酢
四国:だし汁・めんつゆ
沖縄:もろみ酢醤油・黒蜜

心太は日本各地で、様々な食べ方があることがわかりました。関東・東海・中部の広い地域で、酢醤油や三杯酢など酸味の効いた味付けがされ、薬味に辛子や胡麻を使います。一方関西では、葛切りのように黒蜜をかけ、果物やきな粉を添えて食べられることが多いようです。

うどんやそうめんの名産地が点在する四国はめんつゆやだし汁、沖縄は特産品のもろみ酢で作った酢醤油や黒糖を使った黒蜜を使うなど、心太の食べ方には地域ごとの特色も見られます。

心太は箸一本で食べる文化がある

関東や東海などの一部の地域では、心太を箸一本で食べる文化があるようです。この文化のはじまりは、箸が高級品だった時代に人数分揃えられず箸一本で食べたことや、いつもの様に箸を使って食べると心太が切れやすかったことが理由として挙げられます。

また、江戸っ子の間では黒文字と呼ばれる太い爪楊枝一本で、心太を食べることが粋だった名残りから来ているとも考えられています。

(*心太の食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ところてんの食べ方・味付けは地方で違う!洗う必要性は?アレンジレシピのおすすめも紹介!

心太を美味しく食べよう

心太という漢字が、ところてんと読む由来は、原料の天草が深くかかわることがわかりました。心太は酢醤油や三杯酢を使用するのが一般的な食べ方ですが、黒蜜やきな粉にも良く合います。住んでいる他の地域の食べ方や文化も取り入れ、古くから日本で親しまれている心太を美味しく食べましょう。

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