みりんの代用品は？はちみつが代わりになる？身近な調味料での作り方も解説！

みりんの主な原料は糖類とアルコールなので、糖類の1つであるショ糖で作られた「砂糖」とみりんと同じく和風料理に欠かせない日本酒（料理酒）を使って代用することができます。

【分量】みりん大さじ1杯分の場合
砂糖：小さじ1杯
日本酒（料理酒）：大さじ1杯

【おすすめの料理】
・肉じゃが
・魚の煮付け
・煮物
・牛丼や親子丼

みりんに含まれる糖類と砂糖は種類が異なるためみりんのような上品な甘みは出せないものの、肉じゃがなどの甘さを出したい料理に生かすことができます。

なお、日本酒と料理酒では成分が違うため、若干仕上がりが異なる場合もあります。日本酒には塩分が入っていませんが、料理酒を使う場合は塩分や酢が含まれているため、塩や酢を使って調理する際には少し調整するとよいでしょう。

みりんに含まれる糖類の代わりとなるはちみつと、アルコール成分の代わりとなる日本酒（料理酒）を使って代用する方法です。

【分量】みりん大さじ1杯分の場合
はちみつ：小さじ1杯弱
日本酒（料理酒）：大さじ1杯

【おすすめの料理】
・肉／魚の照り焼き
・照り煮
・きんぴら
・唐揚げ

はちみつは砂糖に比べ糖度が高いので、はちみつを使って代用する場合は少し少な目に加えると良いでしょう。はちみつは砂糖よりも優しい甘さが出せるだけでなく、みりんの役割の1つ「テリ・ツヤをだす」という点で代用できます。照り焼きや照り煮を作る際にこちらの方法で代用すると、みりんを使う場合と似たテリやツヤを出すことができます。

日本酒（料理酒）を加えず、はちみつのみで代用する方法です。アルコールを使って柔らかくする役割は果たせないものの、ある程度はみりんの代わりになります。

【おすすめの料理】
・肉／魚の照り焼き
・照り煮
・唐揚げ

先程の説明の通り、はちみつはみりんの甘みに似た優しい甘さとテリ・ツヤを出すことができる食材です。また、はちみつは料理の材料として使われることも多いため、比較的料理の中で代用しやすい食材でしょう。実際に普段からみりんの代わりにはちみつを使っている方の声がこちらです。はちみつは砂糖よりも糖質が低いため、糖質制限中の方にもおすすめです。

みりんの代用品となるものの中でも意外な食材がコーラです。煮物の煮汁とコーラを1：1の割合になるように加えれば簡単に代用することができます。

【おすすめの料理】
・肉の照り焼き
・照り煮
・角煮などの煮物
・牛丼

コーラはカラメルに糖類が多く含まれているためみりんの甘さの代わりになるだけでなくテリ・ツヤが出せます。炭酸の効果で肉がしっとりと柔らかく仕上がるのでアルコール成分の代用にもなります。以下は煮物作りにコーラを使った方の体験談ですが、煮物は甘みと柔らかさを重視する料理なので、コーラは非常に相性が良いと言えるでしょう。