みりんの使い方は?入れるタイミングは?料理への役割や用途・使い道も紹介!

みりんの使い方について知っていますか?そこで今回は、みりんの料理への役割・効果に加えて、使い方やタイミングを紹介します。<本みりん・みりん調味料>の種類別の使い分けや、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. みりんの料理に使う役割・効果は?
  2. ①上品な甘みを出す
  3. ②食材の煮崩れを防ぐ
  4. ③魚の臭みを抑える
  5. ④料理に照りをつける
  6. ⑤料理のコクと旨味を引き出す
  7. ⑥調理時間を短縮する
  8. みりんの使い方は?タイミングは?
  9. ①みりんと砂糖を一緒に使う
  10. ②砂糖の後にみりんを入れる
  11. ③アルコールをしっかり飛ばす
  12. ④炒め物の際は中盤で使う
  13. ⑤魚を煮る時は煮汁を先に温める
  14. みりん種類別の使い分けは?
  15. ①本みりんの使い分け方
  16. ②みりん風調味料の使い分け方
  17. ③みりんタイプ調味料の使い分け方
  18. みりんの裏技的な使い道は?
  19. ①炊飯時に水と一緒に入れる
  20. ②果物を煮る
  21. ③お菓子作りに使う
  22. ④総菜や缶詰に加える
  23. みりんを使ったレシピのおすすめ
  24. ①鮭のみりん漬け
  25. ②なすの煮物
  26. ③みりんプリン
  27. みりんを使って料理をしよう

みりんの料理に使う役割・効果は?

みりんは和食を作る際に欠かせない調味料の一つですが、どのような役割を果たしているのかを理解している人ばかりではないようです。ここでは、料理においてみりんが果たす役割と効果を説明します。

①上品な甘みを出す

料理にみりんを加えることで、砂糖とは違う上品な甘さを出すことができます。これはみりんが米を発酵させて作っているので、甘さが自然でまろやかであるからです。また、砂糖にはショ糖しか含まれていませんが、みりんには糖分が9種類以上含まれていることで、味に深みを生んでいます。

②食材の煮崩れを防ぐ

調理の際にみりんを加えることで、食材が煮崩れるのを防ぐことができます。特にじゃがいもの煮崩れに効果があるのですが、これはみりんが組織をつないでいるペクチンが溶けるのを防ぐ働きを担うからです。

③魚の臭みを抑える

本みりんにはアルコールが含まれているため、魚の臭みを消す働きをしてくれます。またみりんの甘さは魚だけでなく、豚肉やモツなどの臭みも消してくれます。これは、本みりんが持つ甘さが食材の臭みを緩和してくれるからです。

④料理に照りをつける

みりんに含まれている複数の糖分の働きにより、調理すると食材の表面に被膜を作る性質があります。それが料理の照りとなり、美味しそうな見た目につながっているのです。

⑤料理のコクと旨味を引き出す

本みりんはもち米から作られているため、アミノ酸やペプチドなどの旨味成分を含んでいます。それが食材が持つ成分と絡み合うことで、コクと旨味を引き出すことから、料理に奥行きが出るのです。

⑥調理時間を短縮する

アルコールが含まれている本みりんの分子は小さいため、すばやく食材にしみ込む性質を持っています。その性質によって食材にアミノ酸や有機酸、糖類がしみ込みやすく、調理時間を短縮することにつながります。また、液体調味料なので味が均一にしみ込むこともメリットです。

みりんの使い方は?タイミングは?

みりんは煮物や炒め物など様々な料理に使いますが、調味料として使うタイミングが異なります。ここでは、みりんの料理での使い方とタイミングを5つ紹介します。

①みりんと砂糖を一緒に使う

和食の調味料としてのみりんの使い方は、砂糖と合わせるのが基本です。前述した通り、みりんと砂糖では甘さが異なるので、一緒に使うことで自然な甘みに仕上がります。

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