みりんの使い方は?入れるタイミングは?料理への役割や用途・使い道も紹介!
みりんの使い方について知っていますか?そこで今回は、みりんの料理への役割・効果に加えて、使い方やタイミングを紹介します。<本みりん・みりん調味料>の種類別の使い分けや、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- みりんの料理に使う役割・効果は?
- ①上品な甘みを出す
- ②食材の煮崩れを防ぐ
- ③魚の臭みを抑える
- ④料理に照りをつける
- ⑤料理のコクと旨味を引き出す
- ⑥調理時間を短縮する
- みりんの使い方は?タイミングは?
- ①みりんと砂糖を一緒に使う
- ②砂糖の後にみりんを入れる
- ③アルコールをしっかり飛ばす
- ④炒め物の際は中盤で使う
- ⑤魚を煮る時は煮汁を先に温める
- みりん種類別の使い分けは?
- ①本みりんの使い分け方
- ②みりん風調味料の使い分け方
- ③みりんタイプ調味料の使い分け方
- みりんの裏技的な使い道は?
- ①炊飯時に水と一緒に入れる
- ②果物を煮る
- ③お菓子作りに使う
- ④総菜や缶詰に加える
- みりんを使ったレシピのおすすめ
- ①鮭のみりん漬け
- ②なすの煮物
- ③みりんプリン
- みりんを使って料理をしよう
②砂糖の後にみりんを入れる
砂糖とみりんの両方の甘さを出したい際の使い方は、砂糖の後にみりんを入れるのが基本です。これは、みりんが料理を煮しめる特性を持つからです。野菜の煮物を作る際には、最後にみりんを加えると照りが出ます。
③アルコールをしっかり飛ばす
本みりんにはもち米と米麴、米焼酎が使われているため、アルコール分が含まれています。本みりんが酒税の対象となるのは、そのためです。料理をする際の本みりんの使い方は、アルコールをしっかり飛ばして、風味を旨味を出すのがポイントとなります。
みりん風調味料にはアルコールがほとんど含まれていないので、加熱しない料理に適しています。用途に合わせて、本みりんとみりん風調味料を使い分けましょう。
(*みりんのアルコールの飛ばし方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
④炒め物の際は中盤で使う
炒め物の際に本みりんを用いる時には、フライパンを熱して野菜などを炒めた中盤で炒れるのがおすすめの使い方です。それにより、本みりんに含まれているアルコールを飛ばすことができます。みりん風調味料の場合は、調理の仕上げの際に入れるとよいでしょう。
⑤魚を煮る時は煮汁を先に温める
煮魚を作る時には、あらかじめ醤油を砂糖、みりんを加えて煮汁を作り、それを煮立たせた中に魚を入れるのが鉄則です。煮汁を先に温めておくことで、手早く魚の淡泊汁を固められるため、臭みを感じない仕上がりとなります。
(*みりんの効能や使い方のポイントについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
みりん種類別の使い分けは?
スーパーに買い物に行くと、商品棚に様々なみりんが並んでいます。実はみりんは、本みりんとみりん風調味料、みりんタイプ調味料の3つに大別されます。ここでは、種類別のみりんの用途別の使い分け方法を紹介します。
①本みりんの使い分け方
加熱調理に使う際には、本みりんを使うのがおすすめです。その場合は、料理の序盤にみりんを加えて加熱することで、含まれているアルコールが食材を柔らかくする、あるいは煮崩れを防ぐなどの効果があります。食材の旨味を引き出し味を浸透させたい煮物などは、本みりんを使うとよいでしょう。
②みりん風調味料の使い分け方
みりん風調味料に含まれるアルコールは1%未満なので、加熱しない料理にも手軽に使えます。煮物の照りを出したい、あるいは風味を加えたい時に、仕上げにみりん風調味料を使うと出来栄えが格段にアップします。