ごぼうのアク抜きは不要?必要?栄養・風味が残る方法・時間の目安を解説!
【管理栄養士監修】ごぼうのアク抜きはなぜやるか知っていますか?必要・不要どっちでしょうか?今回は、ごぼうをアク抜きする方法・時間にくわえ、洗い方やさきがけの作り方など下処理のやり方も紹介します。ごぼうのおすすめレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ごぼうの洗い方|アルミホイルを使う方法
アルミホイルを使って下処理ができます。包丁を使わないので子供さんに手伝ってもらうこともできますね。
【手順】
①アルミホイルを10㎝くらい切る
②くしゃくしゃに丸める
③ごぼうをサッと洗い表面をこする
秋山 嘉代
管理栄養士
たわしを使って洗っただけでも、汚れを落とすだけでなく、皮を薄く剥くことができポリフェノールを無駄なく摂ることが出来ます。 たわしは繰り返し使えますので、環境にも優しいですね。包丁も使わないので小さなお子さんのお手伝いにもピッタリです。
ごぼうのささがきの作り方
ピーラーを使う場合も同じ手順で包丁をピーラーに変えてください。包丁でささがきを作ると不揃いになり面の数が増えるので一切れの大きさに関係なく味の含み・食感が良くなります。ピーラーで作った場合、厚みがほぼ同じで綺麗な仕上がりになるので、サラダなどには良いですね。
【手順】
①皮を削いだごぼうをまな板に置く
②ごぼうに3~4本縦に切り込みを入れる
③鉛筆を削る要領で包丁の刃を外側に向かってごぼうを削る
↓動画はこちら↓
ごぼうをアク抜きする方法・時間は?
ごぼうのアク抜きには特別な方法があるのでしょうか。水や酢水に浸ける時間を確認しましょう。浸ける時間はささがき程度に切ったものが対象です。
①水につけてアク抜きする方法・時間
①ボウルに1リットルくらいの水を入れて用意する
②切ったらすぐに水に入れる
③3分くらいでザルにあげ、水を切る
水に浸ける時間が長いほど栄養素は流出します。最長3分で様子を見て早めに水から上げましょう。ごぼうの一切れのサイズが大きくなるほど浸ける時間も長くなります。例えば丸太のまま3㎝に切ったごぼうなら15分くらいかかります。
②酢水につけてアク抜きする方法・時間
①ボウルに水1リットルと酢小さじ1/3を入れておく
②切ったごぼうを入れる
③様子をみて1~2分で酢水からザルにあげる
④ザルにあげたごぼうを水でサッと洗う
こちらも色が抜けたらなるべく早く酢水から引き上げます。念のため酢が残らないよう水洗いしてください。
↓酢水など調味料でアク抜きをして、一番色止めに効果がある調味料を調べた動画です↓