ケイパーとは?味わい・使い方は?代用品や賞味期限まで紹介!
ケイパーとはどんな調味料か知っていますか?今回は、ケイパーの〈味・香り・効能・使い方〉などを活用レシピとともに紹介します。そのほかにも、ケイパーがないときの代替品や保存方法・賞味期限も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ケイパーとは?どんな調味料?
和食にはあまり使われることのないケイパーは、洋食レストランなどで見かけることがありますが、一体どのような調味料なのでしょうか。はじめに、ケイパーとはどのようなもの何かについて紹介します。
ケイパー(ケッパー)は酢漬けしたケイパーのつぼみ
ケイパーはヨーロッパ諸国でよく使われる食材で、ケッパーとも呼ばれ、地中海地域に多く生息するケイパーのつぼみをピクルスのように酢に漬けたものです。酢以外にも塩漬けにしたものもあり、味付けの目的で使われることもあります。
ケイパーの味・香りや役割
ケイパーは酢漬けにしているので、それだけで食べると強い酸味があります。そのため、魚やお肉などに添えることで味に深みを出し、ぼやけた味を引き締めるために使われることも多いです。ケイパーを口に入れると酸味と共に爽やかな香りも強く感じるため、料理のアクセントにもなります。
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来客時に出すと絶対褒められて「レシピ教えて」と言われる、母直伝レシピのサーモンのマリネ。スモークサーモン、玉ねぎのスライス、レモンを細かく切ったやつ、ケーパーをオリーブオイルで適当に漬け込むだけ。塩胡椒も少し。このケーパーがめちゃくちゃ良い仕事をしてくれる。お酒にもとても合う
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普通のポモドーロももちろん美味しいんだけど、プッタネスカはそこにアンチョビの旨味とケーパーとオリーブの酸味が加わりさらに味の奥行きが拡がる感じ。
ケイパーの効果・効能は?
ケイパーには様々な成分が含まれ、それぞれ以下のような効果・効能があります。
・カプリン酸:解熱・解毒作用、食欲不振の改善
・ナトリウム:筋肉や神経の健康を維持する
・ビタミンK:骨粗しょう症の予防
ケイパーに含まれる代表的な栄養素がカプリン酸で、ケイパーの酸味の元となる成分です。カプリン酸には解毒作用があり、胃の健康状態を保つ働きをしています。また、塩気の多いケイパーには高血圧などの原因になるナトリウムも多く含まれるので食べすぎには注意が必要ですが、適度に摂取することで筋肉や神経系を正常に保つ効能があります。
ケイパーの使い方は?
ケイパーは日本料理では使われる機会がほとんどないため、使い方が良く分からない方もいるかもしれません。ここでは、ケイパーに合う料理や使い方を紹介します。
①魚料理
レストランなどでもケイパーはサーモンのムニエルや白身魚のアクアパッツァに添えられていることがあるように、ケイパーは魚料理と非常に相性がいいです。白身魚は淡白であっさりとした味わいのものが多く、ケイパーを入れることで料理全体を深みのある味に引き締める効果があります。
②野菜料理
ケイパーはサラダにも使われることがあります。トマトやキュウリなどと一緒にサラダの食材として食べられることも多いですが、サラダのドレッシングに入れることもあります。特にマヨネーズを使ったドレッシングにはよく合い、爽やかな酸味と香りがアクセントになって食欲をそそるので、野菜が沢山食べられるでしょう。