ホースラディッシュ(西洋わさび)とは?名前の語源は?使い方・活用レシピも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ホースラディッシュ(西洋わさび)とは何か知っていますか?本わさびとは違うのでしょうか?今回は、ホースラディッシュ(西洋わさび)の語源や〈味・辛さ・値段・使い勝手〉など本わさびと比較して紹介します。チューブ・ソースなどホースラディッシュの使い方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①海外では料理のソースなどに使われている
辛味と酸味のあるホースラディッシュは海外では料理のソースなど、様々な料理に使われています。主に使われる料理は以下の通りです。
・ローストビーフ
・ステーキ
・サンドイッチ
・サラダ
・マリネ
ホースラディッシュは本わさびのような甘味はなく、辛味が強くてあっさりしているので、味の主張が強い西洋料理に良く合います。様々な料理に使われますが、その中でもローストビーフとの相性が良く、市販のローストビーフにはソースと一緒にホースラディッシュがついてくるほどです。
また、すりおろしたものを薬味としてそのままステーキに添えるのもポピュラーな使い道です。ほか、マヨネーズとすりおろしたホースラディッシュを混ぜると、サンドイッチやサラダのアクセントにもなります。さらに、オリーブオイルと混ぜてマリネにしたりと、単体ではなく他の調味料と組み合わせることで使い勝手が良くなる食材です。
②わさびチューブの中身に使われていることもある
多くの家庭にも常備されているわさびチューブは、緑色をしているので国産の本わさびだと思っている人も多いかもしれません。しかし、わさびチューブの外箱にある原材料表示欄をよく見ると「西洋わさび」と記載がされている通り、実際にはホースラディッシュが使用されているケースも多いようです。
栽培が難しく高価な本わさびとは違い、ホースラディッシュは安価で手に入り、加工しやすいので最近ではわさびチューブには欠かせない原料となっています。ただし、ホースラディッシュにはわさびのような粘り気はない上に色も白色なので、わさびチューブに加工される場合には添加物を加えて本わさびに見た目や質感を近づけています。
(*ホースラディッシュの使い方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
すりおろしてから時間が経つと香りや辛みが飛んでしまうので、食べる直前にゆっくりとすりおろすことでその風味を存分に味わえます。
ホースラディッシュの活用レシピ
西洋料理と相性の良いホースラディッシュの、辛味や風味の特徴を活かしたおすすめの活用レシピを紹介します。
①ローストビーフとホースラディッシュのクリームソース
自宅で簡単にフランス料理が作れるレシピです。ホースラディッシュがアクセントになったクリームソースは、香ばしく焼いた牛肉によく合います。
②ホースラディッシュの醤油漬け
生のホースラディッシュをみじん切りにして醤油に漬け込んだ醤油漬けは、鼻に抜ける爽やかな辛味が美味しい一品です。ステーキソースにしたり、ふりかけ代わりにご飯に乗せても美味しく食べられます。
③西洋わさび風ナポリタン
ホースラディッシュを使った、辛味を感じられる大人向けのナポリタンです。使用するホースラディッシュは、すりおろしてもチューブのものでもどちらでも構いません。