四角いスイカの作り方は?中身はどうなってる?味はまずいが値段は高い理由も解説!
四角いスイカとは何か知っていますか?形的には話題性がありますが、食べられるのでしょうか。今回は、四角いの作り方や生産地に加えて、味や値段についても紹介します。四角いスイカが人気な理由も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
四角いスイカは未熟の状態なので美味しくない
四角いスイカは食用ではなく観賞用として栽培されているため、食べられる状態になってから収穫したのでは長く飾っておくには楽しめず、スイカの旬の季節を考えてもすぐに腐ってきます。そこで四角いスイカは熟すよりもかなり早い段階で収穫して出荷されていますが、未熟な状態でスイカは追熟もしないため、食べても美味しくはありません。
四角いスイカはなぜ需要があるのか?
出典: @chiemikaraki922
四角いスイカは美味しくはないのに一定の需要はあるようで、販売から売れ続けています。美味しく無いスイカに需要があるのはなぜでしょうか。四角いスイカの需要について見ていきましょう。
海外で注目されている
日本ではスイカは食べることを前提に考えて購入するので、それほど人気があるわけではありません。しかし、ネットで四角いスイカが広まったことで、中国や台湾の他、カナダやロシアの富裕層の間など、主に海外で注目が集まっています。
珍しい見た目もあるうえ、海外ではおめでたい席で大きなスイカを飾ることで見た目が映えることから問い合わせが増えているようです。また、四角く安定しているため、海外でも西洋の方ではパーティーなどでくり抜いて小さく切った果物を盛り合わせる使い方もされています。
現在は四角以外の形のスイカもある
観賞用として香川県で作られた四角いスイカは、現在では海外でも四角以外の形で作られています。特におめでたい席で果物を飾る習慣のある台湾では、独自に作った豚の貯金箱のような形にしたスイカがあるようです。豚は台湾では富の象徴としておめでたいものとされ、高額ながら人気の商品です。
四角スイカ以外にもいろんな形のスイカがある?
四角いスイカが登場してからは他にもさまざまな形のスイカが登場しているようです。いずれもお祝い事などに使われることが多いですが、どのような形のものがあるでしょうか。
①ハートのスイカ
見た目も可愛らしいハートのスイカは平面的に作られたものと立体的な丸い形のものがあり、どちらも人気の高い商品です。ハート型は難しいとされていましたが、少しずつ販売数が増えています。
②顔
顔の形のスイカは中国で栽培されているもので、中国ではスイカ以外にも梨や瓢箪をプラスチックでできた型に入れてから大きく栽培する方法が人気となっています。中には赤ちゃんの形をしたものや仏像をかたどったものもあり、一見しただけではなんなのか分からないほどです。中国でも台湾同様、おめでたい席などで果物を並べる習慣がある地域があります。
③ピラミッド
ピラミッドスイカは北海道で作られており、観賞用として作られているものの食べると普通のスイカのようです。そのため四角いスイカに比べると腐るのも早いですが、価格は10万円と非常に高価となっています。百貨店で展示されることもあるので、近くで見れたら行ってみても良いでしょう。