タンジェリンとは?みかんの仲間?食べ方や名前の意味〜効果・効能まで紹介!
【野菜ソムリエ監修】タンジェリンとはどんな果物か知っていますか?みかんの仲間でしょうか?今回は、タンジェリンの効果・効能にくわえ、美味しい食べ方や皮の剥き方も紹介します。タンジェリンの〈旬・産地・名前の意味〉なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
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タンジェリンとは?みかんの仲間?
タンジェリンは見た目は柑橘類のようですが、詳しく知っている人は少ないかもかしれません。まずは、タンジェリンがどのような果物なのか、みかんの仲間であるのか解説します。
タンジェリンの旬や主産地
タンジェリンとはポンカンやデコポンの仲間に分類され、旬は2月から始まり3月~4月の春に最盛期を迎えます。主産地であるアメリカからの輸入がほとんどで日本では生産されておらず、デコポンと同じ時期にスーパーなどに並ぶので探してみてください。
タンジェリンの味わい・香り
タンジェリンはオレンジよりも小ぶりですが果汁が十分に詰まっており、甘み・酸味共に濃厚で満足できる味わいと言えるでしょう。果物はジャムなどアレンジして食べることがありますが、タンジェリンは糖度が高いので生で食べるのが一番のおすすめです。タンジェリンは果肉だけでなく果皮も香りが豊かなので、シロップで煮込んでも美味しく食べられます。
Twitterの口コミ
おはようございます〜❣️今日は「オトナの甘さ」をテーマにダークチョコレート×タンジェリン×ブラックジンジャーでスパイシーなオランジェットです😍✨ジンジャーシロップで漬け込んだオレンジピール🍊をチョコ🍫でコーティングしたような10000%美味しい香り💕たまりませぬ〜😫💖
#今日のディメーター
Twitterの口コミ
タンジェリンのソルベ、底に凍ったオリーブオイルのアクセント。酸味がしっかりあつつも爽やかな甘みで、とても美味しいです(^_^)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
タンジェリンジュースもおすすめです。皮をむいてミキサーにかけ、濾したら完成。タンジェリンジュースを凍らせてシャーベットにしたり、寒天で煮込んでゼリーにしたりしてもよいでしょう。
タンジェリンの名前の意味・由来
タンジェリンは、オレンジとマンダリンを掛け合わせて出来た柑橘類で、マンダリンはタンジェリンの親にあたります。見た目も良く似ていますが区別するポイントは、果皮の色がタンジェリンの方がマンダリンより黄色味が弱い点です。タンジェリンとマンダリンは関連する部分が多いですが、名前の意味や由来は全く違います。
タンジェリンの名前の意味・由来は、タンジール人(モロッコ人)の名を取ったとの説が有力です。またダンシー大佐がタンジェリンを育て始めたという事で、ダンシータンジェリンとも言われます。アメリカが主産地ですがモロッコが名前の由来になっているのは、タンジェリンはアメリカで栽培されるまでインドから中国そしてモロッコへ伝えられた歴史があるからです。
(*みかんの種類・品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
福光佳奈子
野菜ソムリエ
タンジェリンはミカン科ミカン属。学名上はマンダリンと同一分類ですが、タンジェリンはマンダリンと比べて赤みを帯びたオレンジ色の見た目をしています。
タンジェリンの効果・効能は?
豊潤な味わを愉しめるタンジェリンですが、効能面ではどのようなことが期待できるのでしょうか。甘く爽やかなタンジェリンの精油の香りから得られる効果を、心と体、皮膚の角度からそれぞれ具体的に解説します。
①精神を安定・リラックスさせる
甘い柑橘系のタンジェリンの香りには、鎮静作用を持つリモネンと呼ばれる成分が含まれ、元気と楽観的思考をもたらすと言われています。不安や悲観的思考を取り払い、安心してゆっくり眠れることで精神を安定、リラックスさせる効果効能が期待できます。