「ひとつまみ」と「少々」の量の違いとは?何グラム?塩何振り分かも紹介!
「ひとつまみ」と「少々」の違いについて知っていますか?間違って覚えている人もいそうです。今回は、「ひとつまみ」と「少々」の測り方や、何グラムの違いなど紹介します。「ひとにぎり」など他の手を使った測り方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
塩少々と表記されている場合、その量は0.5gが目安です。塩少々を使う調理の例としては、以下のものがあります。
・魚や肉の下味として使う
・料理の仕上げの際に調整する
少々の塩は下味をつける際に使われることが多いですが、下味をつけておくことで素材の旨みが流出しづらくなると言われています。下味は味付けを目的としているわけではないため、非常に微量の塩しか必要としないことから、少々の単位が使われるようです。
また、料理の仕上げは味の最終調整の意味がありますが、元々の味付けによっても使用する塩の量は変わることから「必要に応じた量」の意味も込めて少々が使われる傾向にあります。
少々は塩何振り分?
前述した通り塩一振りは0.1gであることが多いので、0.5g分に相当する少々は5振り分に相当します。なお、味の調整の意味で少々が使われている場合は、味を見ながら振る量を調整しても良いでしょう。
「ひとつまみ」「少々」以外に手で量る方法はある?
調理の場面では、ひとつまみや少々以外にも手で量る方法があります。その分量の目安も覚えておくと、調理のたびに計量スプーンや秤を用意せずに済むでしょう。ここでは、ひとつまみや少々以外の手で量る方法を紹介します。
ひとにぎり
ひとにぎりとは片手で軽く握った際に手の中に残る分量をさし、その調理例としては以下のものがあります。
・パスタを茹でる
・漬物を漬ける
ひとにぎりは、塩の場合は大さじ2杯分である36gが目安です。上記のように比較的多く塩を使う際に用いられる表現となっています。ただし、パスタや漬物はいずれも材料の量によっても塩を使う量が変わるので、適宜調整しましょう。
「ひとつまみ」と「少々」を料理で使い分けよう
今回は、ひとつまみと少々の測り方や、グラム数に換算した場合の量などを紹介しました。分量の目安だけでなく、どんな調理の際に使われるかも紹介したので、ぜひ使い分けをしてみてください。ひとつまみと少々を間違えると料理の仕上がりも変わってしまうので注意しましょう。