「うどんの日」はいつ?由来の半夏生とは?食べ方のおすすめや地域別の種類なども紹介!
うどんの日は7月2日と知っていますか?今回は、うどんの日が7月2日の理由・由来や、〈丸亀うどん・さぬき麺業〉で7月2日に行われる記念イベントを紹介します。7月2日ではない加須市うどんの日「6月25日」についてや、他の記念日も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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元々うどんの日が半夏生にうどんを振る舞ったのが起源であることから、本場さぬきうどん協同組合ではうどんの日に冷やしぶっかけうどん1,000食の無料接待を行っています。さぬきの青ネギやさぬき蛸、徳島県産すだちをトッピングして提供し、うどんの鉢の裏に当たりがあれば青ネギやスダチ・伊吹いりこがプレゼントされます。
③手打ちうどん教室(豊原小学校・さぬき手打ちうどん普及会・かがわ農産物流通消費推進協議会)
豊原小学校・さぬき手打ちうどん普及会・かがわ農産物流通消費推進協議会が主催でうどんの日に行っているのが、小学生とその保護者を対象にして手打ちうどん教室です。香川県産の小麦の栽培方法について学んだり、手打ちうどんの体験学習や試食も行ったりして、うどん文化の普及に貢献しています。
④新麦うどんイベント(さぬき麺業)
香川県高松市に本店を構えるさぬき麺業では、うどんの日には6月に収穫したばかりの新麦を使ったうどんを堪能できるイベントを開催しています。そのほかにも、全メニュー半額などのキャンペーンも行っているようです。なお、さぬき麺業ではうどんの日に限らず、さぬきうどんの伝統を継承するためにうどん作り体験や工場見学を受け入れています。
④うどん納涼祭(丸亀製麺)
さぬきうどんのチェーン店である丸亀製麺では2020年7月2日から5日までをうどん納涼祭と称して、ぶっかけうどん(冷)を1杯頼むともう1杯無料で食べられるイベントを開催していました。そのほかにも、8月まで利用できるクーポンの配布などのイベントも併せて行っていたようです。
うどんの日「7月2日」は他に何の記念日?
うどんの日である7月2日は、他にはどういう記念日に指定されているのでしょうか。それぞれの記念日について紹介します。
①ユネスコ加盟記念日
1951年7月2日に、国連教育科学文化機関であるユネスコに日本が加盟したことから、7月2日はユネスコ加盟記念日にも指定されています。ユネスコは世界の平和と安全に寄与することを目的とした機関で、パリにあるユネスコの本部を中心に広報活動や情報交換、成人教育や児童教育などの文化の普及活動を行っています。
②蛸の日
関西地方では7月2日頃の半夏生に蛸を食べる人が多いため、蛸研究会によって7月2日は蛸の日に制定されました。7月は梅雨で雨が多く作物が流されてしまうことも多かったため、農作物が蛸の吸盤のように大地に張り付きしっかり根付くようにという願いを込めて、蛸を食べる習慣があったようです。
ほかにも、栄養豊富な蛸を食べて夏に向けて体力や精力をつけるという意味も込められています。
(*半夏生にタコを食べる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③たわしの日
1915年7月2日に現在の亀の子束子(たわし)西尾商店の西尾正左衛門が、亀の子束子の特許を取得したことからこの日はたわしの日にも指定されています。亀の子束子が考え出されたのは1907年で、正左衛門の妻が売れ残った棕櫚(しゅろ)製の玄関マットを切り取って丸め、床を磨いていたことがヒントとなって亀の子たわしが誕生したそうです。