マンゴーの漢字「芒果」「檬果」の由来や読み方は?台湾での呼び方など豆知識も紹介!

マンゴーを漢字でどう書くか知っていますか?今回は、マンゴーの漢字<芒果・檬果・菴羅・菴摩羅>の由来や意味を紹介します。「マンゴー」の語源などの豆知識や〈バナナ・メロン・マスカット〉など果物の難読漢字も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. マンゴーを漢字で書くと?
  2. マンゴーの漢字①【芒果】
  3. マンゴーの漢字「芒果」の由来
  4. マンゴーの漢字②【檬果】
  5. マンゴーの漢字「檬果」の由来
  6. マンゴーの漢字③【菴羅・菴摩羅】
  7. マンゴーの漢字「菴羅・菴摩羅」の由来
  8. マンゴーの豆知識
  9. 「マンゴー」の語源
  10. 台湾はマンゴーの呼び方が違う
  11. マンゴー以外の果物の難読漢字は?
  12. ①メロン:甜瓜
  13. ②マスカット:麝香
  14. ③パイナップル:鳳梨
  15. ④バナナ:香焦
  16. マンゴーの漢字を覚えよう

マンゴーの漢字表記が様々であると知ると、誰かにそれを話したくなるかもしれません。そんな時にマンゴーの豆知識があると、さらに話を盛り上げることができそうです。ここでは、マンゴーの語源や台湾での呼び方などを紹介します。

「マンゴー」の語源

マンゴーの原産国はインドで、栽培が始まってから4000年以上が経過しています。インドではマンゴーをタミール語で、マンギーと呼んでいます。マンギーはタミール語やジャワ語で女王をさす言葉で、これがマンゴーの語源とされています。

台湾はマンゴーの呼び方が違う

マンゴーの原産国としては台湾も名前を連ねていますが、台湾の場合は漢字表記であっても中国語とは読み方が異なります。台湾でのマンゴーの漢字表記は檨仔で、呼び方はソァイアーです。国によって使われる漢字も呼び方も違うので、知識として覚えておきましょう。

マンゴー以外の果物の難読漢字は?

マンゴーの漢字表記も難読といえますが、それ以外の果物にも難読漢字が使われています。ここでは4つの果物を例にあげて、難読漢字とその意味を紹介します。

①メロン:甜瓜

メロンの漢字表記は甜瓜で、てんかとも読みます。メロンの原産国はインドで、紀元前2000年ころに栽培が開始されています。そしてインドから西方に伝わった品種をメロン、東方に渡った品種を瓜と呼ぶようになったそうです。メロンの語源はギリシア語でりんごのような瓜を意味する、melopeponといわれています。

(*メロンの漢字表記について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

メロンを漢字で書くと?当て字では?由来や他の果物の難読漢字も紹介!

②マスカット:麝香

マスカットは日本ではカタカナ表記のため、漢字で表記されることはほぼありません。中国語では麝香と表記され、難解漢字に分類されます。マスカットの名前の由来はラテン語のmuscusで、それを麝香と表記することが漢字として用いられるようになった理由とされています。

③パイナップル:鳳梨

パイナップルは漢字で、鳳梨と表記されますが、これはパイナップルの緑のトサカの形が伝説の鳥である鳳凰の尾っぽに似てることに由来するそうです。なお、パイナップルの語源は松を意味するpineで、その実が松かさに似通っていることから名づけられました。

英語でpineappleと呼ばれるようになったのは、松かさのpineに、果実を意味するappleを加えたからです。

④バナナ:香焦

バナナは日本ではカタカナ表記のため、漢字で書かれることはありませんが、中国語では香焦と表記します。しかし、日本での歴史的なバナナを表す漢字表記として、芭蕉や実芭蕉が用いられることがあったそうです。この芭蕉や実芭蕉の漢字表記の由来は、松尾芭蕉にあるとされています。

当時桃青と名乗っていた松尾芭蕉の弟子が、バナナの木を自宅に植えたことをきっかけに、珍しさからその名をとったことで語源としたようです。

(*果物の漢字表記について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

果物(フルーツ)の漢字の読み方40選!バナナ/りんご/みかん/パイナップル等一覧で紹介!

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