こごみはアク抜き不要の山菜?下処理の仕方は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】こごみの下処理・アク抜きの仕方を知っていますか?実は洗うだけで問題ありません。今回は、こごみの下処理にアク抜きが必要ない理由や、美味しい食べ方を紹介します。こごみの活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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こごみの下処理の仕方は?
春の山菜であるこごみはスーパーで買うだけでなく、自ら山で採取する人も多いことでしょう。その場合は特に、こごみの下処理をしっかりする必要があります。ここでは、こごみの下処理の方法を説明します。
こごみの下処理は洗うだけでOK
こごみの下処理は洗うだけで済み、具体的な方法は以下の通りです。
①こごみの先端の丸まった部分についたごみを手で取り除く
②水をはったボウルに①を入れ、水を入れ替えながら2回まんべんなく洗う
こごみの先端の丸まった部分には汚れが付着していることが多いので、引っ張りながら洗って汚れをしっかり落とすのがポイントです。
阿部紗織
野菜ソムリエ
こごみの食べ頃は、先がクルッと丸まっており、葉が開いてないものを選びましょう。葉が開いてしまうと茎が固くなってしまうため食べるのに向かなくなってしまいます。
こごみのアク抜きは必要ないの?理由は?
山菜は調理する前にアク抜きするのが一般的なので、こごみの下処理が水洗いだけと聞くと、アク抜きは不要なのかが気になる人もいることでしょう。ここでは、こごみのアク抜きは必要ないのかについて説明します。
こごみはアクが少ないのでサッと下茹でするだけで問題ない
こごみは山菜の中でもアクが少ないので、アク抜きをする必要はありません。洗ったこごみを2~3分サッと下茹でをするだけでアクが抜けるので、アク抜きが面倒で山菜を食べない人は、こごみを選ぶとよいでしょう。
(*こごみの茹で方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
阿部紗織
野菜ソムリエ
こごみは『クサソテツ』という植物の若芽のことを言います。沢や河原など水辺の近く、日当たりの良い湿った場所に自生します。
天ぷらにする場合は下茹でしないで揚げる
こごみは天ぷらにしても美味しく食べられますが、その際はアク抜きだけでなく、下茹でも必要ありません。洗ったこごみの根元を切り落とし、衣をつけて揚げましょう。それでもこごみのアクが気になる場合は、熱湯を回しかけてから衣をつけることをおすすめします。
こごみの美味しい食べ方・レシピは?
こごみは和食だけでなく様々なメニューに活用でき、美味しい食べ方やレシピを覚えておくと旬のこごみの色々な美味しさに出会えるかもしれません。ここでは、こごみの美味しい食べ方を7つ紹介します。