「とどのつまり」の意味は?由来・語源は魚?例文・使い方や類義語なども紹介!
「とどのつまり」の言葉について知っていますか?今回は、「とどのつまり」の意味や使い方・例文に加えて、語源や由来についても紹介します。また、派生語の意味や歴史背景のほか、「とどのつまり」の類義語も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
②おぼこ(おぼこい)
関西地方の方言には「おぼこ」もしくは「おぼこい」と言った表現があり、初々しい・可愛らしい・幼いの他、世慣れしていない・生娘と言った意味合いも持ちます。この語源については諸説あり、出世魚のボラの幼魚の名前である「おぼこ」が由来であるとする説と、「産子(うぶこ)」の音が変化したものであるとする説があります。
おぼこは基本的には良い意味合いで使われるケースがほとんどですが、「幼い」という意味合いが強いので、受取る相手によっては嫌な気持ちにさせてしまう場合が有るかも知れません。世間知らずという意味合いに取られてしまう場合もあるので、大人の方に使う場合は少し注意しましょう。
「とどのつまり」の類義語は?
とどのつまりは比較的ネガティブな意味で使われますが、同じ様な表現にはどのようなものが有るでしょうか。ここでは、とどのつまりと同じ様な使い方をする表現を例文を交えながら紹介します。
①つまるところ
つまるところは漢字で「詰まる所」と書き、最終的に・要するになどの意味を表し、話の核心に迫る時や話を言い換える時に使います。
・ミスの連発で試合に負けたと言うことは、つまるところ練習不足ということだ
・新商品を試したいとおっしゃるのは、つまるところ試食しましょう、と言うことですね
口語表現の「つまり」と同じ意味合いを持ちますが、「つまるところ」の方がかしこまった印象を相手に与える他、堅い表現であるため文章やビジネスシーンで使う事ができます。
②あげくのはて
あげくのはては漢字で「挙げ句の果て」と書き、最終的にさらに悪い結果になったと言う意味合いで、以下のような使い方をします。
・今朝は寝坊して遅刻してしまい、挙げ句の果てに携帯も家に忘れて来てしまった
・新企画の案をダメ出しされ、挙げ句の果てにメンバーから外されてしまった
挙句とは、俳句や連歌の結びの部分を指す言葉でしたが、その意味合いから最終的な結果を表す言葉として使われる様になったのが由来です。挙げ句の果てを使う場合には、前後の文の出来事が両方ともネガティブな結果を伴うのが特徴です。
「とどのつまり」を覚えよう
「とどのつまり」の意味や語源のほか、「とどのつまり」の類義語などについて紹介しました。「とどのつまり」という言葉の意味を今まで理解していなかった方は、これを機に意味を覚えてぜひ日常生活の中でも活用してみてください。