ブラッドオレンジとは?栄養成分が豊富?旬・産地〜食べ方・レシピのおすすめまで紹介!
【野菜ソムリエ監修】ブラッドオレンジとはどんな果物か知っていますか?今回は、ブラッドオレンジの〈旬の時期・味わい・栄養成分・効能〉など特徴も紹介します。ブラッドオレンジの美味しい食べ方・レシピも参考にしてみてくださいね。ブラッドオレンジについて理解を深めてみましょう。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ブラッドオレンジとは??
日本には様々な柑橘類が流通していますが、昨今はブラッドオレンジの名前を見かけることも増えてきました。しかし、色が赤いブラッドオレンジは日本人になじみが深い柑橘類とはいえません。ここでは、ブラッドオレンジとはどんな果物かについて説明します。
ブラッドオレンジはイタリア原産のオレンジ
ブラッドオレンジとはオレンジの一種で、イタリアが原産とされています。近年はアメリカでも栽培されており、日本でも西日本を中心に生産農家があり、その品種には以下のものがあります。
・モロ種
・タロッコ種
・サングイネッロ種
モロ種はイタリアのシチリア島が原産地で、ブラッドオレンジの中でも特に濃い赤色をしています。タロッコ種はイタリア各地で栽培されており、糖度が高めの最もポピュラーなブラッドオレンジです。サングイネッロ種はスペインが原産のブラッドオレンジで、モロ種に似て果肉が赤色となっています。
ブラッドオレンジの旬の時期・産地
日本におけるブラッドオレンジの旬の時期は、以下の通りです。
・モロ種/4~5月
・タロッコ種/3~5月
ブラッドオレンジは、品種によって旬の時期が違うことがわかります。国内でブラッドオレンジが栽培されている産地は愛媛県と大分県、和歌山県です。この3県ではモロ種とタロッコ種の両方が栽培されていますが、産地の中で最も生産量が多いのは愛媛県となります。
安部加代子
野菜ソムリエ
個体差はありますが、品種によって果肉の色は濃淡が異なり、深紅や薄紅色、一部だけが赤いものや全体が赤いものなどがあります。また同様に果皮の色も普通のオレンジ色、果皮の一部が赤いもの、ほぼ全面が赤く染まったものなどがあります。
ブラッドオレンジの味わい・糖度
ブラッドオレンジは糖度が13~14度あり、甘みの中にもさわやかな酸味があります。他のオレンジと比べても甘く、コクがあるのが特徴です。ブラッドオレンジは果汁をジュースなどに使うことが多いですが、旬のものを生食することでその風味を実感できるので、果実そのものを見かけた際は試してみることをおすすめします。
Twitterの口コミ
ブラッドオレンジのジュースは飲んだ事があるけれど、果実は初めて食べます♡やっぱり甘い~。
雨の日はやっぱり頭痛。スマホも目が痛いや。 5時を過ぎてしまったけれど、これから珈琲を入れて不快な痛みを少し逃す。
Twitterの口コミ
😋おやつtime☕️
頂き物の🍊「赤い果実ブラッド・オレンジ」因島か愛媛行かれたお土産かな?とても甘い🤤👌
🍜食ったし果物と野菜ジュースを摂りませう😆🙆♂️
ブラッドオレンジの栄養成分・効能は?
果肉が赤色のブラッドオレンジには様々な栄養成分が含まれており、健康や美容にもよい果物といえます。ここでは、ブラッドオレンジに含まれる栄養成分と、その効能について説明します。
①ビタミンC
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
40mg | 100mg | 40% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
ブラッドオレンジには豊富なビタミンCが含まれており、食べることでメラニン色素の生成が抑えられ、コラーゲンの生成も促進されるため美肌に効果を発揮します。ストレスや風邪などに対する抵抗力を高める働きも持つ栄養素です。(※1)
②カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
140mg | 2500mg | 6% |