クインシーメロンとは？味・糖度や値段など特徴は？食べ頃や選び方のコツも紹介！

クインシーメロンとはどのようなメロンなのでしょうか。クインシーメロンの名前の由来や味の特徴、旬の時期や値段のほか、アンデスメロンとの違いについて解説します。

クインシーメロンとは、横浜植木株式会社が複数のメロンを交配して1989年に発表したメロンを指します。クインシーメロンは果肉がオレンジ色をした赤肉で、果皮に網目模様があるネット系のメロンです。

クインシーメロンの名前は、「クイーン」と「ヘルシー」の2つの言葉を組み合わせて作られました。女王をイメージするような赤色の果肉から「クイーン」の言葉が、カロテンが豊富であることから健康を意味する「ヘルシー」の言葉が使われています。

クインシーメロンの糖度は15度から17度ほどで、他の品種と比べても糖度の高いメロンです。クインシーメロンは果汁が多くみずみずしい食感が特徴で、甘く芳醇な香りがあります。一方でメロンの代表種であるアンデスメロンは、果肉が緑色の青肉種です。糖度はクインシーメロンよりやや低い14度から15度で、まろやかな風味と爽やかな香りをもっています。

クインシーメロンの旬の時期は5月から8月ごろまでで、6月ごろに出荷のピークを迎えます。また、クインシーメロンの主な産地は熊本県と茨城県です。茨城県のメロンの収穫量は全国収穫量の約2割のシェア率を占めており、茨城県ではクインシーメロンのほかにアールスメロンやアンデスメロンなど様々な品種のメロンを栽培しています。

クインシーメロンは1月から9月ごろまで収穫が行われています。1月から4月ごろまでは1kgあたり600円から700円ほどの値段で取引されています。旬の時期である5月から8月ごろには値が下がり、1kgあたりの値段相場は400円から500円ほどです。クインシーメロンはメロンのなかでも比較的安価なメロンですが、旬の時期にはより安く購入できるでしょう。

（＊メロンの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

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