ゴルビーとはどんなぶどう?食べ方や皮の剥き方は?特徴や名前の意味なども紹介!
ゴルビーとはどんなぶどうか知っていますか?今回は、ゴルビーの名前の意味や、<見た目・味>の特徴に加えて、旬の時期・産地や、美味しい選び方なども紹介します。ゴルビーの食べ方や、皮の剥き方の他に、通販での商品のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ゴルビーとはどんなぶどう?
日本では50種類を超える品種のぶどうが栽培されており、そのなかにはゴルビーと呼ばれるぶどうがありますが、ゴルビーとはどのようなぶどうなのでしょうか。ゴルビーの名前の由来や見た目、味の特徴のほか、旬の時期や値段の相場について解説します。
「ゴルビー」の名前の由来・意味
ゴルビーは、山梨県にある植原葡萄研究所にて「レッドクイーン」と「伊豆錦3号」を交配して誕生した赤系のぶどうです。1983年に交配と育成が始まり、5年後の1988年に実をつけました。
ゴルビーの名前は、旧ソ連のゴルバチョフ書記長の愛称に由来しています。ゴルバチョフ書記長はゴルビーが育成された年代に就任していたことと、ゴルビーの赤い大きな実がこの人物をイメージさせることから、このような名前がつけられたと言われています。
ゴルビーの見た目などの特徴
ゴルビーは、ぶどうのなかでも大きな粒が特徴的な種無しのぶどうです。ぶどうは1粒あたりの重さが10gを超えると大粒品種に分類されますが、ゴルビーの果実は1粒あたり20gもの重さがあります。ゴルビーは大粒品種のなかでも群を抜いて粒の大きい品種だと言えるでしょう。
ゴルビーは赤系のぶどうに属しているため果皮はワインレッドの色味があり、果実はふっくらとしていて丸みを帯びています。
ゴルビーの味わい・食感
甘いぶどうの平均糖度が16度であるのに対して、ゴルビーの糖度は18度から20度ほどと非常に高く、甘みの強さが特徴です。ゴルビーは、この強い甘味に加えてほどよい酸味もあり、果皮は厚くハリが強いため皮を剥いて食べるのが一般的です。なお、果肉はやや硬めで歯ごたえのある食感で、果汁が多くみずみずしい味わいがあります。
Twitterの口コミ
種なしゴルビーいただきました。みずみずしくて、甘い。食感は、巨峰をさくっとさせた感じ。
Twitterの口コミ
ゴルビーという品種で、長野での栽培は珍しいとのこと。とても甘く果肉は固め、シャリシャリする面白い食感。皮は硬いので剥き推奨だが、とても剥きづらい。名前が共産主義的と思ったら、本当に某書記長が名前の由来らしい。
ゴルビーの旬の時期・産地
ゴルビーは8月中旬ごろから9月下旬まで収穫され、そのなかでも最も収穫量の多い旬の時期は8月下旬から9月上旬ごろです。この2週間を過ぎると流通数が減って入手しにくくなるため、希少なぶどうだと言えるでしょう。
ゴルビーの主な産地は原産地である山梨県で、山梨県のゴルビーの栽培面積は国内の栽培面積の6割を占めています。山梨県のほかには、山形県や愛知県、広島県などでも栽培が行われています。
ゴルビーの値段
ゴルビーの一房あたりの値段相場は4000円ほどで、数多くのぶどうのなかでも4番目に高価だと言われています。ゴルビーは生産量が少なく流通する期間が短いため、高い値がつけられていると考えられます。
業者を経由せずに販売する農家直売では、ゴルビーのような高級フルーツをスーパーや青果店よりも安い値段で販売しているようです。そのため、ゴルビーを安く入手するには、インターネットで農家から直接取り寄せるのがおすすめです。
ゴルビーの選び方や保存方法は?
店頭でゴルビーを購入する場合、どのようなものを選べば良いのでしょうか。ここからは、美味しいゴルビーの見分け方と正しい保存方法について解説します。
美味しいゴルビーの選び方
鮮度が良く美味しいゴルビーには、以下のような特徴があります。
・果実の色が濃い
・果実の粒が大きい
・果皮にハリがあり、白い粉がついている
・枝がしおれていない
ゴルビーの鮮度は、果実の色や粒の大きさ、果皮や枝の状態を見て判断します。果実の色が濃い赤色をしていて粒が大きく果皮にはハリがあり、枝は緑色のものを選びましょう。また、果皮の表面にブルームと呼ばれる白い粉がついているものは、甘味が強い証拠です。