カカオニブとは?食べ方や効果・効能は?食べ過ぎによる副作用やレシピのおすすめも紹介!
カカオニブとは何か知っていますか?今回は、カカオニブの栄養や効果・効能に加えて、食べ方・使い方や、食べ過ぎなどの注意点・副作用も紹介します。カカオニブを使った料理レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- カカオニブとは?
- カカオニブとはチョコレートなどを作る過程でできるもの
- カカオニブの種類と味わい・食感
- カカオニブの栄養や効能は?ダイエット効果ある?
- ①カカオポリフェノール
- ②カフェイン
- ③テオブロミン
- ④アナンダミド
- ⑤マグネシウム
- ⑥食物繊維
- カカオニブの食べ方・使い方は?
- ①そのまま食べる
- ②ヨーグルトに入れる
- ③スムージーに入れる
- ④料理のトッピング
- ⑤サラダに入れる
- ⑥お菓子の材料に使う
- カカオニブを食べる際の注意点・副作用は?
- カカオニブは高カロリーで食べ過ぎると太る
- カフェインが含まれるので妊娠中の人は摂取量に気をつける
- カカオニブを使った料理レシピのおすすめ
- ①カカオニブのクッキー
- ②かぼちゃとカカオニブのムース
- ③カカオニブでオランジェット風トースト
- ④デーツとカカオニブのエナジーボール
- カカオニブを食べてみよう
カカオニブとは?
カカオニブとは聞きなれない言葉ですがいったいどのようなものなのでしょうか。最近になって自然派スーパーや輸入雑貨屋で見かけるようになったカカオニブの正体や味わい・食感を紹介します。
カカオニブとはチョコレートなどを作る過程でできるもの
カカオニブはチョコレートと同じ原料のカカオ豆から作られていますが、カカオとはアオイ科の常緑樹の名称で、カカオ豆はそのカカオの木になった実から採れる種のことです。カカオ豆から外皮や胚乳を取り除いて発酵やローストをして、さらに粉砕したものがカカオニブと呼ばれるものになります。
カカオニブをさらにすり潰して液状にして固めたものは、チョコレートの原料であるカカオマスになってチョコレートやココアに加工されます。つまりカカオニブはチョコレートやココアなどの製造過程でできるもので、糖分や乳成分を含まない純度100%のカカオです。そのため賞味期限は6ヶ月以上と長いのも特徴です。
カカオニブの種類と味わい・食感
カカオニブの種類は大きく分けて4種類あります。種類と特徴は以下の通りとなります。
・フォラステロ種…苦み・渋み・コクが強く単調な風味
・クリオロ種…苦みは少なく芳醇で柔らかい風味
・トリニタリオ種…上記2種の中間の味でナッツやハーブのような複雑な風味
・ナショナル種…ナッツのような苦みとジャスミンの花の甘い香りの風味
フォラステロ種は世界で最も主流なカカオニブで、現在流通しているチョコレートやココアは主にこのフォラステロ種が原料です。クリオロ種は希少性が高いため高価なカカオニブで、このクリオロ種とフォラステロ種を交配して作られたものがトリニタリオ種です。
またナショナル種は別名アリバ種とも呼ばれ、世界のカカオの2%しか生産していないので最も希少なカカオニブであるといえます。
Twitterの口コミ
カカオ豆をローストして砕いたカカオニブ。そのまま食べてもピターチョコみたいで美味しいんだけど、これをMOWのバニラに振りかけて食べると一気にグレードアップして最高に美味しい。どハマり中。どうしよう♡
#カカオニブ
#プリおやつ
Twitterの口コミ
チョコ欲求がやばくて、一日一箱とか食べてしまっていた。
身体に良くないなと思い、カカオニブを買ってみた。
そのままでも食べれる。
ラカントシロップかけると、チョコ欲求かなり満たされた!
これは良いかもしれない。
カカオニブの栄養や効能は?ダイエット効果ある?
純粋なカカオ100%のカカオニブにはどのような栄養が期待できるのでしょうか。次はカカオニブの栄養と効果、さらにダイエット効果について紹介します。
①カカオポリフェノール
カカオポリフェノールには強い抗酸化作用があると言われています。この抗酸化作用はがんや動脈硬化などの生活習慣病、加齢によるシミやしわ、体の老化現象などの大きな原因である活性酸素の働きを阻害することで知られています。
カカオポリフェノールを摂取することでこれらの病気の予防ができる他にも、血管を広げる作用があるため血圧降下にも効果的です。またカカオポリフェノールには便通をよくする効果もあるので、ダイエット中の便秘に悩んでいる方におすすめの栄養です。
②カフェイン
カカオニブにはカフェインが含まれていて、カフェインには眠気や疲労感を抑制する覚醒効果や、血管を広げて血流を良くする血管拡張効果、老廃物の排出を促す利尿作用があります。ただしカフェインを摂ることによって交感神経が刺激を受けて、血管が収縮することで体が冷える原因となるので摂取量には注意が必要です。
③テオブロミン
テオブロミンは自然界ではほぼカカオのみに含まれる栄養で、チョコレートやココアの苦味の元となる成分です。その名前はギリシャ語で「神様の食べ物」の意味に由来し、かつては医薬品としても使用されていました。テオブロミンには血管を拡張させることで血流を促進させて、血圧の低下や血糖値を下げる働きがあります。
また、脳内物質のセロトニンに働きかけて食欲を抑えたり、自律神経を整えてリラックスさせる効果もあります。さらに、老廃物や水分を体外に排出する利尿作用があるので、むくみ予防も期待できダイエットに効果的な成分と言えるでしょう。
④アナンダミド
アナンダミドは別名「至福物質」とも呼ばれ、幸福感や高揚感をもたらす神経伝達物質のことで、カカオニブにはこの成分が多く含まれています。アナンダミドは脳内で活性ホルモンとして働き、リラックス効果や記憶力・集中力増進や、行動力をアップさせる効果があるなど心身に良好な物質であるとされています。
また牛肉や豚肉を食べた時に感じる幸福感もアナンダミドの効果ですが、肉は脂質・糖質ともに高い食材なのでダイエット中はカカオニブを食べる方がおすすめです。